今回は、”モーニング”や”ナイト”といった「○○ルーティン」という流行りの一時的な習慣化ではなく、普通の会社員が普通におこなっている習慣化・ルーティンをご紹介していきます。
「華々しい」「映える」「健康的」といった要素は一切ありませんが、生活をする上でシンプルにシステマチックにおこなえるようなものばかりです。
ではさっそく見ていきましょう!
習慣化・ルーティンの目的は?
まずは、習慣化・ルーティンをおこなっている大きな理由を述べますと、ひとことで言えば「思考をシンプルにする」これに尽きます。
なぜ「思考?」と思う方もいるかも知れません。
もし習慣化していなければ、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと、いろいろ考えながら行動することになります。それでは、手順も効率も良くなりませんし、イレギュラーがあるとすぐに思考が停止してしまいます。
習慣化していると、行動自体を無意識で学習していますので、考えるより先に身体が勝手に動くようになります。そうなれば、考えるという思考作業がないので、脳への負担は少ないですし、万一イレギュラーが起きても対処しやすくなります。
普段おこなっているいろいろな場面のルーティン
起床時のルーティン
- ベッドメイク
- ペットのトイレ掃除
- キッチンのリセット
- ゴミ出し準備
- 晩御飯のメニュー決め
朝目が覚めベッドから起き上がった直後に、自動的におこなっている行動です。これらは動線の流れでセットにしてます。
以前の記事でも書きましたが、我が家のゴミ箱はキッチンに集約していますので、ゴミをまとめるついでに、前日の夜に洗った食器やカウンター上をリセットし、その流れで冷蔵庫の食材を見て晩御飯のメニューを考える、という流れになります。
正確な時間を測ったことはありませんが、体感的には6-8分くらいでしょうか。
入浴時のルーティン
- iPhone を洗面台に置く
- 洗濯1回目(通常洗浄)
- 浴室の部分掃除
- 浴室排水口ゴミ取り
- 身だしなみセット
- 体重測定、記録
- 洗濯機フィルタ&パッキン&内部ゴミ取り
- 洗面台掃除&排水口ゴミ取り
- 洗濯物干し
シャワーは「朝浴びる派」ですが、そのシャワー時間のついでにおこなっているものがこちらです。
こちらの一連の流れは、洗面・浴室をひとつのかたまりとして、その中で完結するようにまとめています。
洗濯は、シャワーに入る前に通常の洗浄コースをセット。シャワーを浴びつつ、ローテーションでエリア分けした浴室内を部分的に洗浄し、最後に排水溝を掃除して出ます。
シャワー後、化粧水やら髪のセットやら身だしなみをしつつ、体重と体脂肪を計測、それを iPhone に記録します。iPhone を洗面台に置いておかないと、記録し忘れるのでこれも習慣化のひとつになっています。
1回目の洗濯終了後、洗濯機の各フィルターやパッキン付近のゴミを取り、フィルタを洗面台で洗浄した後、ついでに洗面台も掃除して、その後、洗濯物を干して一連の流れは終了です。
これらの流れは、シャワーの時間を含めておおよそ40-45分くらいでしょうか。
外出前のルーティン
- 洗濯2回目(洗浄・乾燥コース)
- ペットの給餌
- 水ボトルに水補充
- ゴミ出し
平日と休日では内容が異なりますが、大まかな流れはこんな感じです。
1回目の洗濯が終わった後に、タオルなど洗濯機で乾燥までおこないたいものをまとめて、洗濯・乾燥コースにセットします。だいたい2時間前後はかかりますので基本的に放置。時間の有効活用ができます。その後ペットにご飯をあげます。
出かける時は「マイ水ボトル」を持参するので忘れないように、とルーティン化に追加しました。外ではなるべくペットボトル飲料を購入しないようにしていますので、これは結構重要なミッションです。
家を出るついでに、朝集めたゴミをマンションのゴミ集積場に出して行くのは、もはや当たり前の行動パターンになっています。
このルーティンのトータルは、おそらく6-7分くらいですが、その大半がペットのご飯を見守るという時間になっています。
帰宅後のルーティン
- スーツから部屋着に着替え
- スーツ類をまとめて洗濯3回目(通常洗浄)
- 1、2回目の洗濯物の取り込み
- ペットのトイレ掃除
- ペットの給餌
- 晩御飯の支度
- 3回目の洗濯物干し
- 翌日着ていく服の準備
- 翌日持参する物(会社PCなど)をカバンにセットし玄関に準備
こちらも平日と休日では内容が異なりますが、平日の場合はこのような感じになります。
帰宅後は、ペットの体調を見た後すぐに洗面室に行き部屋着に着替えて、着ていたスーツ類は一気に洗濯してしまいます。コロナの影響もありますが、一番はスーツが毛まみれになるのを防ぐためです。
それ以降は、リストにある内容を次々にクリアしていくのですが、正直やることが山積みなので、なるべく時間ロスが出ないように動きつつも、ペットを長時間留守番させているので、思いがけない状況になることも多く、なかなかにしてハードな流れとなります。
実際、家についてからほっと一息つくまでに30分から1時間以上かかることも多いです。
晩御飯については、パートナーの帰宅時間によって変わるので、その時々に応じて時間も変わります。食材は休日にまとめ買いしたものを利用しているので、仕事帰りに買い物といった手間を省いています。1週間のメニューを考えて購入しているわけではないので、基本的に冷蔵庫・冷凍庫にあるものでパッとひらめいたものを作るようにしています。
翌日着て行く服の準備といっても、服の数がミニマル過ぎて「洗濯していない方を着る」というレベルなので、まったく悩むことはありません。
ここまでご紹介した内容が、デイリーのルーティンとなります。ここからは、ちょっと違う視点での習慣化・ルーティンをご紹介していきます。
類似作業の定例化1
- 浴室のフィルタ汚れサインが表示
- 浴室のフィルタ洗浄
- トイレと洗面所の換気フィルタ交換
こちらは、カレンダーやリマインダーなどで管理するまでもないけど、忘れがちなタスクをまとめて習慣化しているものです。
とくにフィルタの掃除は意外と忘れがちになるので、浴室の「フィルタ汚れサイン(約1ヶ月)」のタイミングで、周辺のフィルタをまとめて作業をするようにしています。
サイクルが早いのでそれほど汚れも付かず、作業はとっても簡単に終わります。
類似作業の定例化2
- ヨレヨレになったキッチンスポンジの交換
- 古いスポンジでキッチンを磨く
- 新しいスポンジに交換する
同じようにキッチンシンクについて。目安としておおよそ3-4週間に一度キッチンスポンジを交換するので、その流れでキッチンシンクを磨くようにしています。
こちらの作業方法等については、また別の機会に記事にしてみたいと考えています。
紙類の整理
- ポストに入っているチラシや宛名が無いもの → そのままマンションのチラシ用ゴミ箱に廃棄
- DMやハガキなど個人情報があるもの → 帰宅後内容を見て保管が必要なもの以外は、すべてケシポンで宛名を消して裁断して廃棄
郵便や荷物については、なるべく「その場ですぐ行動する」というのを原則にしています。紙類は薄くて気が付きにくいですが、処分するとなると意外と手間がかかって大変になりがちです。
もちろん世のミニマリストの方達のように、DMやチラシをそもそも受け取らないようにする(チラシお断りシールなど)のもひとつの手ですが、個人的になんとなく世の中の流れを見てみたくで、ブロックするような方法は今のところしていません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これらの内容は、生活の流れで自然とおこなっているものがほとんどなので、人の数だけやり方は異なりますが、ある一定の行動をまとめて習慣化・ルーティン化することで、無意識的に物事を進めて、その結果として精神や脳の負担を減らすことが可能になります。
思考をシンプルに。この記事が何かの参考になれば幸いです。
ルルルのひとこと:無意識すぎて、やったのかどうか覚えてないこと、あるあるですね