
本記事は、シンプリストでありミニマリストでもある筆者のワードローブを、シーズンの変わり目やin / outのタイミングで時折更新しつつ中身をご紹介していく企画となります。
現在、本記事でご紹介するのは、2022夏バージョン。
シンプリストやミニマリストのワードローブが気になる方の参考になれば幸いです。
それでは、さっそくみていきましょう。
ワードローブの考え方
まず、シンプリストである筆者のワードローブに対する考え方は以下のとおりです。
- シンプルなデザイン
- 着心地がいい
- コスパがいい
- 入手しやすい
- 管理を楽にしたい
- 着る服で悩みたくない
- お気に入りを着倒す
- 服は消耗品
各項目をもう少し詳しくみていきましょう。
デザイン
シンプリストだからシンプルデザイン、というわけではありません。
好みや肌触りなど気持ちがいい服を取捨選択していったところ、たまたまシンプルなデザインのものが残ったというだけです。
毎日身につけるものですので、本人が気持ちよく着られるアイテムが一番です。
着心地
お風呂に入っている時以外は基本的に身につけることになる衣類。着心地はかなり重要な要因となります。
自分の肌にあっているものを身にまとう方が、身体的にも精神的にも安心できます。
最近の個人的なトレンドは、伸縮性・ストレッチが効いている生地のアイテムです。
コストパフォーマンス
後述しますが、筆者は服を消耗品と捉えていますので、コストパフォーマンスも大切な要因となります。
もちろん高価な商品の方が素材も品質も良いという点はありますが、普段使いで使い倒すことに躊躇(ちゅうちょ)するようなアイテムは、これまでの経験上あまり必要ないと考えています。
ただし、安かろう悪かろうでは、それもまたストレスにつながるので自分の生活レベルにあったものを選択するようにしています。
手に入れやすさ
どんなに大切に着ても服はいずれ劣化します。
お気に入りの服が見つかったとしても、同じものが2度と手に入らなければやはり着ることに躊躇してしまいます。
毎日お気に入りの服を着ていたいという意味でも、入手しやすいアイテムであることは安心且つ重要な要素となります。
シンプルな管理
ワードローブの中身が煩雑だと管理が大変になります。
筆者は、生来面倒くさがり屋なうえに、年々記憶力が低下しておりますので、管理を極力をシンプルにしたい考えています。
そういう意味では、所有する服を少数精鋭にする、収納方法をひと工夫すると管理がとても楽になります。
この辺のお話は記事後半でご紹介します。
着る服で悩まない
多くの服の中からその日着る服を選択するというのは、時間がかかる上に脳への負担も大きいです。
また選択肢が多いと悩む回数も比例して多くなりますので、ここは無駄な労力を使わないためにも、普段着る服のコーディネートはある程度パターン化しておきたいものです。
また、臨機応変に合わせやすいデザインに統一しておくことも有効な方法のひとつです。
着倒す
せっかく手に入れた衣類を、タンスの肥やしにしていては意味がありません。
筆者の少数精鋭の服は、ビジネスであれば隔日、休日であれば連日活躍してくれます。
その分消耗は激しいですが、お気に入りを穴が開くまで着倒す方が服としての使命も役割も十分果たせると考えます。
消耗品
筆者は服は消耗品だと考えています。
もちろん、いい素材、いいメンテナンスで長持ちする服もありますが、消耗したら交換して着回す方が精神的に楽になれます。
筆者の場合、おおむねワンシーズン(約3ヶ月)ごと、または半年に一度服を入れ替えていますが、その時点で少なくても30回、多いものだと60回くらいは着用しているペースとなります。
一般的な衣類の平均使用年数が2−3年、平均着用回数が30回前後と考えると、筆者の服はかなりヘビーローテーションで回っていることになります。
<参考出典:クリーニング事故賠償基準>
ヘビーローテーションといえばやっぱりこの曲を思い出します。
ワードローブに含まれるカテゴリ
こちらの記事で紹介するワードローブに含まれるカテゴリは以下のとおりです。
- ビジネス
- カジュアル
- ルームウェア
- インナー
- 靴下
なお小物と靴は別カテゴリとしています。
趣味でいろいろな方のワードローブを拝見していますが、その多くがカジュアルな服をメインに紹介し、ビジネスや仕事着は別カテゴリとして扱っています。
たしかにビジネス着に関しては、制服が支給されていたり、カジュアルコーデOKの職場、最近ではテレワークなどもあって多種多様です。
なるべく自分が知りたい情報を紹介したいと考えていますので、ここでは他のブログではあまり見られないビジネスからカジュアル、ルームウェアまでをまとめて公開しています。
ちなみに、シンプリストが所有する靴についてはこちらでご紹介しています。
シンプリスト・ミニマリストのワードローブ 24着

それでは、実際にワードローブにあるアイテムを書き出していきましょう。
ちなみに筆者の生活環境を簡単に紹介するとこんな感じです。
- 一般的な男性
- 会社員で週5日スーツを来て出社
- スポーツは時々軽くジョギング
- 休日は近場のショッピングセンターに買い物
- ペットがいるので外着と部屋着を分けて着用
シンプリストでミニマリストな筆者のワードローブの中身はこちら。
ジャンル | アイテム | 数量 | 用途 | シーズン |
---|---|---|---|---|
アウター | ジャケット | 1 | ビジネス | オール |
トップス | Yシャツ | 2 | ビジネス | オール |
ポロシャツ | 2 | カジュアル | 春夏 | |
Tシャツ | 2 | ルーム・スポ | 春夏秋 | |
カーディガン | 1 | カジュアル | 秋冬春 | |
ボトムス | スラックス | 2 | ビジネス | オール |
コットンパンツ | 1 | カジュアル | オール | |
イージーパンツ | 2 | カジュアル | オール | |
ジョガーパンツ | 1 | スポーツ | オール | |
ステテコ | 2 | ルーム | オール | |
インナー | インナーシャツ | 2 | ビジネス | オール |
パンツ | 2 | ビジ・カジ | オール | |
靴下 | ビジネス | 2 | ビジネス | オール |
スニーカーイン | 2 | カジュアル | オール |
数えてみると全部で24着。現在夏季期間なのでそれに比例してワードローブも少なくなっています。
下着などは消耗品として数に含まない方もいますが、筆者は冒頭でも説明したとおり、ワードローブ内のものはすべてが消耗品だと考えているので、それらも含めた数量を記載しています。
もちろん所有数に基準も優劣もありませんので、あくまでも参考数値として眺めていただければと考えます。
基準がない項目といえば、シンプリスト・ミニマリストの定義についても記事に書いています。
ワードローブ内のアイテム(随時更新)
ここからはそれぞれ気になるアイテムなどを写真やイラストと共に説明していきます。
といっても、こちらのコンテンツは隙間時間に少しずつ更新しく内容としていますので、表示内容に変動がありますことご理解願います。
ジャケット

ジャケットはユニクロの「感動ジャケット」、色はネイビー。基本的にお仕事専用です。
薄手でとても軽く、自宅で簡単に洗濯もできてしかもすぐに乾くので、いつでも清潔な状態を維持できます。
また最近では、着丈や袖丈が選べるイージーオーダーに対応しているので、背の低い筆者としてはとてもありがたいです。
こちら基本的にオールシーズン着用、夏以外はほぼ毎日着ているヘビーローテーションアイテムです。
そのためおよそ1年で入れ替え。そういう意味では定番の商品が簡単に手に入るというのはありがたいです。
今回も春に入れ替えています!
Yシャツ

仕事で毎日着るYシャツはユニクロの「ファインクロスオックスフォードシャツ(ボタンダウンカラー)」と「ノンアイロンジャージーシャツ(ボタンダウンカラー)」です。
ともにボタンダウンで色はブルー。Yシャツは2枚で運用。
速乾性が高く、毎日洗濯しても翌日にはすぐに着ることができ、またノンアイロンですむので非常に助かります。
ポロシャツ


ポロシャツはユニクロの「エアリズムフルオープンポロシャツ」と「エアリズムカノコポロシャツ(ボタンダウンカラー)」で、色は共にネイビー。
最近はじめたゴルフでも着ることができるようにあえてポロシャツを選んでいます。
フルオープンタイプは、昨シーズンもヘビロテで着ていたのでリピート買いです。ただパートナーにはウケが良くないのが悩みどころ。
Tシャツ

Tシャツはユニクロの「ドライEXクルーネックT」で色はネイビー。部屋着兼ジョギング用です。
Sサイズですが少しゆったり目の着心地です。
肌触りはやはりコットンの方がいいですが、通気性や洗濯してもすぐに乾くという利便性から、今年の夏はこちらのTシャツで過ごすことにします。
カーディガン

カーディガンはユニクロの「エアリズム UVカットカーディガン」を愛用しています。こちらその名のとおりエアリズム製品ですが通年で利用しています。
カーディガンといえば通常はニット製が主流ですが、筆者は下記の点が苦手のため今はこちらのアイテム一択です。
- 毛玉ができやすい
- 洗濯で縮みやすい
- Yシャツにニットの毛が付く
- 寒い時期しか使えない
夏は冷房の寒さから身を守るのにちょうどよく、冬でもプライベートの羽織ものとして活躍してくれます。
今年も発売されればすぐに購入する予定ですが、できれば通年で売ってほしいアイテムです。
スラックス


スラックスはジャケット同じくユニクロの「感動パンツ(ウルトラライト ウールライク)」です。色はネイビーとダークグレー。
2本しか持っていないので毎日交互に履いていますが、ジャケットと同じく薄手の素材なので洗濯しやすく、毎日帰宅と同時に洗濯をしています。
こちらもヘビーローテーションアイテムなので1年くらいで交換予定ですが、着用率で考えるとかなりコスパは高いといえます。
コットンパンツ

久しぶりに追加したアイテムで、こちらはユニクロの「感動パンツ(ウルトラライト コットンライク)」です。色はネイビー。
9ヶ月ぶりにお誘いいただいたゴルフ用に購入しました。わざわざスポーツウェアでなくてもこちらで十分いけます。
なぜなら「アダム・スコット選手」とユニクロが共同開発しているので、むしろゴルフにピッタリ!
また普段履きもできるので一石二鳥のアイテムです。
イージーパンツ

こちらのボトムスはユニクロの「イージーパンツ」ですが、すみません、廃盤になっていて正確な名称を覚えていません(苦笑)色は黒で1本のみ。
本来は夏用ですがインナーにタイツを履けば通年でも着用可能。シンプルなデザインで履き心地も良く、また薄手で乾きやすいので大変重宝しています。
休みの日に出かける時は、ほぼ100%このボトムスを履くほどお気に入りなアイテムです。
ジョガーパンツ

ジョギング専用のパンツはユニクロの「ウルトラストレッチアクティブジョガーパンツ」と無印良品の「吸水速乾ストレッチテーパードパンツ」、色はともにブラック。
名前のとおりかなり伸びがよく、ストレッチをしてもつっぱることはないのでとても動きやすいです。
オールシーズン履けるという点でもメリットもコスパも高いアイテムです。
ステテコ

部屋着兼パジャマでもあるこちらは、ユニクロの「ステテコ」です。色はネイビー。
ここ数年はこちらのステテコを年中部屋着、パジャマとして着用しています。寒い時期はこの下にタイツを履けばまったく問題ありません。
毎日洗濯して交互に履いていますので、1着あたり180回/年は着用する計算になりでしょうか?
ヘビロテで消耗が激しいため、今回も春にまったく同じもの、同じ色で2着入れ替えています。ただし、サイズはワンランク小さめに変更。痩せたと思いたい。
インナーシャツ

Yシャツのアンダー用に着ているインナーシャツはユニクロの「エアリズムマイクロメッシュVネックT(半袖)」です。色はYシャツに透けないようにベージュ。
本来はYシャツの下には何も着ない方がいいのですが、どうしても汗や皮脂汚れがつくのでインナーシャツを間に挟んでいます。
ただ、ホワイトだと透けて見えてしまうので色はベージュ一択です。アンダーシャツが見えてしまうのは残念ポイントですし。
夏は汗対策、冬は防寒対策でオールシーズン活躍してくれる頼もしいシャツです。
パンツ

パンツは、無印良品の「ストレッチ天竺編み 前閉じボクサーパンツ」です。色はダークネイビー。
常時肌に身につける物なので、履き心地や肌触り重視で行き着いたのかこちらのアイテム。本当は立体成形タイプが良かったのですが、ラインナップから消えたので残念です。
下着についてはこちらの記事でも考察しています。
ビジネスソックス

ビジネス用のソックスは無印良品の「足なり直角 ビジネス靴下」です。ストライプ柄の黒を2足でそろえています。
一度直角タイプの靴下を履くと、普通の靴下には戻れないので毎度無印良品にお世話になっています。
毎日交互に履くので消耗は激しくおおよそ3ヶ月くらいで入れ替えとなりますが、シーズンごとに新しい靴下が履けるので楽しみでもあります。
ビジネス用のソックスであっても2足でもまったく問題ありませんし、片方が無くなるという摩訶不思議な現象もないのでストレスフリーです。
カジュアルソックス


普段履きのソックスは無印良品の「足なり直角 スニーカーイン」です。色はグレーとチャコールグレー。
スニーカーインタイプですが、ジョギングで履いていてもズレることがなく、とても履き心地がいいアイテムです。
こちらのソックスはオールシーズン履いていますが、実はあまり出番がないため消耗度も低く結構長持ちしています。
まとめて4-5足セットで販売していることもありますが、使用頻度が低いですしそんなにあっても管理が面倒なので2足で十分です。
ワードローブの収納・管理方法
収納方法
クローゼット
筆者宅のワードローブは、1畳程度のウォークインクローゼットを夫婦ふたりで使用しています。そのうち筆者が占有しているのは、アイキャッチの写真のとおり極一部です。
アウターやトップス、ボトムスはハンガー収納です。
使用しているハンガーはIKEA製。薄くて軽くていつでも入手できるので長く愛用しています。
これは洗濯後そのまま収納できるので畳む・収納するという動作・時間が不要である上に、収納状況を一目で把握することができるのでとても有効な方法です。
洗面収納棚
その他インナーやルームウェアは、洗面室の収納棚にオープンボックスに入れて収納しています。
こちらの大きな理由は、この手の衣類はお風呂から出たら着替える、帰ってきたらすぐに着替えるアイテムで、その動線として起点が洗面室になるため集約しました。
おかげでクローゼットまで着替えを取りに行くという無駄な動線が消えたので、こちらもかなり有効な方法だと考えます。
管理方法
筆者のワードローブの管理は至ってシンプルです。
アイテムを購入する際は、同色または同系色を2枚同時に購入。おおむね交互に着用するので劣化の度合いもほぼ同じになり、入替える際も余計なことを考えずに2枚同時に交換するだけです。
また服を購入する際は、in(購入する) / out(破棄する)の量をなるべく同じにして、総数の増減をある程度一定にしています。
もちろんシーズンによって変化はありますが、必要なもののみを厳選しているので大きく増えることはありません。
これらにより、余計なことを考えずにシンプルに管理することができます。
ちなみに余裕があるワードローブ内には、防災備蓄用の保存食・水を保管しています。
まとめ
本記事では、大きく分けて下記3項目をご紹介いたしました。
- ワードローブの考え方
- 実際のワードローブの中身
- ワードローブの収納・管理方法
もちろん、仕事や家庭、家族構成や生活環境、そして何より本人の好みによって、ワードローブの中身は人ぞれぞれ千差万別、多種多様です。
定型的・定数的なワードローブに関する答えはなく、所有する服の数や内容に正解はありません。
ここで紹介したシンプリスト・ミニマリストのワードローブの内容はあくまでも一例です。
これをアンサーや模範とするのではなく、そこをきっかけに自分のワードローブを見直したり、または整理整頓や片付けのヒントにしてみてはいかがでしょうか。
本記事が、より良い生活の一助となれば幸いです。

消耗していたアイテムを少しずつ入れ替え、アップデートしています
ワードローブ内のブランドものや衣替えのちょっといいものをまとめて売るという方法もありです。

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