
本記事はシンプリストでありミニマリストでもある筆者のワードローブを、シーズンの変わり目やin / outのタイミングで更新しつつ中身をご紹介していく企画となります。
現在、ご紹介するのは2023年2月バージョン。
シンプリストやミニマリストのワードローブが気になる方の参考になれば幸いです。
ワードローブの考え方
まず筆者のワードローブに対する考え方は以下のとおりです。
- シンプルなデザイン
- 着心地がいい
- コスパがいい
- 入手しやすい
- 管理を楽にしたい
- 着る服で悩みたくない
- お気に入りを着倒す
- 服は消耗品
各項目をもう少し詳しくみていきましょう。
デザイン
シンプリストだからシンプルデザイン、というわけではありません。
好みや肌触りなど気持ちがいい服を取捨選択していったところ、たまたまシンプルなデザインのものが残ったというだけです。
毎日身につけるものですので、本人が気持ちよく着られるアイテムが一番です。
着心地
お風呂に入っている時以外は基本的に身につけることになる衣類。着心地はかなり重要な要因となります。
自分の肌にあっているものを身にまとう方が、身体的にも精神的にも安心できます。
最近の個人的なトレンドは、伸縮性・ストレッチが効いている生地のアイテムです。
コストパフォーマンス
後述しますが、筆者は服を消耗品と捉えていますので、コストパフォーマンスも大切な要因となります。
もちろん高価な商品の方が素材も品質も良いという点はありますが、普段使いで使い倒すことに躊躇(ちゅうちょ)するようなアイテムは、これまでの経験上あまり必要ないと考えています。
ただし、安かろう悪かろうでは、それもまたストレスにつながるので自分の生活レベルにあったものを選択するようにしています。
手に入れやすさ
どんなに大切に着ても服はいずれ劣化します。
お気に入りの服が見つかったとしても、同じものが2度と手に入らなければやはり着ることに躊躇してしまいます。
毎日お気に入りの服を着ていたいという意味でも、入手しやすいアイテムであることは安心且つ重要な要素となります。
シンプルな管理
ワードローブの中身が煩雑だと管理が大変になります。
筆者は、生来面倒くさがり屋なうえに、年々記憶力が低下しておりますので、管理を極力をシンプルにしたい考えています。
そういう意味では、所有する服を少数精鋭にする、収納方法をひと工夫すると管理がとても楽になります。
この辺のお話は記事後半でご紹介します。
着る服で悩まない
多くの服の中からその日着る服を選択するというのは、時間がかかる上に脳への負担も大きいです。
選択肢が多いと悩む回数も比例して多くなりますので、脳の負担を減らす意味でもある程度、服のコーディネートはパターン化しておきたいものです。
また、臨機応変に合わせやすいデザインに統一しておくことも有効な方法のひとつです。
着倒す
せっかく手に入れた衣類を、タンスの肥やしにしていては意味がありません。
筆者の少数精鋭の服は連日活躍してくれます。
その分消耗は激しいですが、お気に入りを擦り切れるまで着倒す方が服としての使命も役割も十分果たせると考えます。
消耗品
筆者は服は消耗品だと考えています。
もちろん、いい素材、いいメンテナンスで長持ちする服もありますが、消耗したら交換して着回す方が精神的に楽になれます。
筆者の場合、おおむねワンシーズン(約3ヶ月)ごと、または半年に一度服を入れ替えていますが、その時点で少なくても30回、多いものだと60回くらいは着用しているペースとなります。
一般的な衣類の平均使用年数が2−3年、平均着用回数が30回前後と考えると、筆者の服はかなりヘビーローテーションで回っていることになります。
<参考出典:クリーニング事故賠償基準>
ワードローブに含まれるカテゴリ
こちらの記事で紹介するワードローブに含まれるカテゴリは以下のとおりです。
- ビジネス
- カジュアル
- ルームウェア
- インナー
- 靴下
なお小物と靴は別カテゴリとしています。
趣味でいろいろな方のワードローブを拝見していますが、その多くがカジュアルな服をメインに紹介し、ビジネスや仕事着は別カテゴリとして扱っています。
たしかにビジネス着に関しては、制服が支給されていたり、カジュアルコーデOKの職場、テレワークなどもあって多種多様です。
なるべく自分が知りたい情報を紹介したいと考えていますので、ここでは他のブログではあまり見られないビジネスからカジュアル、ルームウェア、さらにインナーまでをまとめて公開しています。
ちなみに、シンプリストが所有する靴についてはこちらでご紹介しています。
シンプリスト・ミニマリストのワードローブ
前提として、筆者の現在の生活環境を簡単に紹介しておきます。
- 一般的な男性
- 会社員で週5日スーツを来て出社
- 仕事は半制服、半自前
- 休日の外出は買い物程度
- ペットがいるので外着と部屋着を分けて着用

それでは、実際にワードローブにあるアイテムを書き出していきましょう。
アイテム | 数量 | 用途 | シーズン |
---|---|---|---|
コート | 1 | ビジ・カジ | 秋冬 |
ジャケット | 1 | ビジネス | オール |
フリースジャケット | 1 | ルーム | 秋冬 |
Yシャツ | 1 | ビジネス | オール |
Tシャツ | 3 | ルーム・スポ | オール |
カーディガン | 1 | カジュアル | オール |
オーバーシャツ | 1 | カジュアル | 秋冬春 |
パーカー | 1 | カジュアル | 秋冬 |
スラックス | 2 | ビジネス | オール |
イージーパンツ | 1 | カジュアル | オール |
ショートパンツ | 1 | スポーツ | オール |
ステテコ | 2 | ルーム | オール |
インナーシャツ | 1 | ビジネス | オール |
タートルネックTシャツ | 1 | スポーツ | 秋冬 |
ヒートテックタイツ | 1 | スポーツ | 冬 |
パンツ | 2 | ビジ・カジ | オール |
ビジネス | 1 | ビジネス | オール |
スニーカーイン | 2 | カジュアル | オール |
数えてみると全部で24着。
下着などは消耗品として数に含まない方もいますが、筆者は冒頭でも説明したとおり、ワードローブ内のものはすべてが消耗品だと考えているので、それらも含めた数量を記載しています。
もちろん所有数に基準も優劣もありませんので、あくまでも参考数値として眺めていただければと考えます。
なおシンプリスト・ミニマリストの定義についてはこちらの記事に書いています。
ワードローブ内のアイテム(随時更新)
ここからはそれぞれ気になるアイテムなどを写真やイラストと共に説明していきます。なお内容は都度更新していますのでご理解願います。
コート 2022.11購入

今季のコートはジーユーの「ニットメルトンチェスターコート」で、色はベージュ。
ドロップショルダーが今風らしいです。ディズニーシーにお出かけするために購入しましたが、普段の通勤や休みの日の買い物でも活躍してくれます。
ジャケット

ジャケットはユニクロの「感動ジャケット」色はネイビー。
軽くてストレッチも効いていて、自宅で洗濯できる上にシワにならないというすぐれもの。コスパも高いので常に愛用しています。
フリース 2022.10月購入

フリースはユニクロの「フリースフルジップジャケット」色はネイビー。
急に寒くなってきた秋にベランピング兼ルーム用にと探していたところ、型落ちモデルで安かったので即購入。
ほぼ毎日着ることになるであろうワンシーズンの消耗品と考えればお安いものです!

ワイシャツ

ワイシャツはユニクロの「ノンアイロンジャージーシャツ(ボタンダウンカラー)」色はブルー。
速乾性が高く、毎日洗濯しても翌日にはすぐに着ることができ、またノンアイロンですむので非常に助かります。
Tシャツ 2023.1月購入


Tシャツはユニクロの「ドライEXクルーネックT」のネイビーを1着、「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)」で白2着。ネイビーは部屋着兼ジョギング用です。
肌触りはやはりコットンの方がいいですが、ドライタイプの通気性や洗濯してもすぐに乾くという利便性は汗をかくシーンではありがたいアイテムです。
カーディガン

カーディガンはユニクロの「エアリズム UVカットカーディガン」を愛用しています。こちらその名のとおりエアリズム製品ですが通年で利用しています。
夏は冷房の寒さから身を守るのにちょうどよく、プライベートの羽織ものとして活躍してくれます。
できれば通年で売ってほしいアイテムです。
オーバーシャツ 2022.10月購入

オーバーシャツは無印良品の「洗いざらしオックス ミドル丈オーバーシャツ」色はダークグレー。
肌寒い時期の羽織りものとして購入。オーバーサイズなのでカーディガンの上からも羽織れます。
パーカー 2022.10月購入

パーカーは無印良品の「二重編み裏起毛プルオーバーパーカー」、色はダークグレー。
MUJI WALKERの商品でこれ1枚でアウターにも使えそうなのでひとめぼれして購入。袖口も親指を引っ掛けることができるタイプというのもありがたいです。
スウェットですが洗濯しても意外と早くフードまで乾かすことができたのでストレスがかからない点も魅力的!
スラックス 2023.1月購入

スラックスはユニクロの「感動パンツ(ウルトラライト コットンライク)」色はネイビー。
薄手の素材なので洗濯しやすく、毎日帰宅と同時に洗濯をしています。
こちらヘビーローテーションアイテムなので半年くらいで交換していますが、着用率で考えるとかなりコスパは高いといえます。
今は仕事の制服代わりに履いてます。
イージーパンツ

こちらのボトムスはユニクロの「感動イージーパンツ」で、色は黒1本のみ。
本来は夏用ですがインナーにタイツを履けば通年でも着用可能。シンプルなデザインで履き心地も良く、また薄手で乾きやすいので大変重宝しています。
休みの日に出かける時は、ほぼこのボトムスを履くほどお気に入りなアイテムです。
ショートパンツ 2022.12月購入

ユニクロの「ドライEXショートパンツ」、色は黒。こちらは冬のジョギング用に購入したアイテムです。
今まではジョガーパンツを履いていたのですが、足首が締め付けられるように感じるのが少しストレスになっていたのでショートパンツに変更しました。
やはり気楽に動けるのが一番です。
ステテコ 2023.1月購入

部屋着兼パジャマでもあるこちらは、ユニクロの「ステテコ」です。色は黒。
ここ数年はこちらのステテコを年中部屋着、パジャマとして着用しています。寒い時期はこの下にタイツを履けばまったく問題ありません。
毎日洗濯して交互に履いていますので、1着あたり180回/年は着用する計算になりでしょうか?
インナーシャツ 2023.1月購入

Yシャツのアンダー用に着ているインナーシャツはユニクロの「エアリズムマイクロメッシュVネックT(半袖)」です。色は透け防止も考慮してベージュ一択。
本来はYシャツの下には何も着ない方がいいのですが、どうしても汗や皮脂汚れがつくのでインナーシャツを間に挟んでいます。
また夏は汗対策、冬は防寒対策でオールシーズン活躍してくれる頼もしいシャツです。
タートルネックシャツ 2022.12月購入

ユニクロの「ヒートテックタートルネックT(9分袖)」、色は黒。
こちらは冬のジョギング用に購入しました。これにドライTシャツを重ね着して走っていますが、気温5度前後までは十分寒さをしのいでくれる優秀なシャツです。
9分袖というのもApple Watchが隠れずに済むのでストレスフリーです。
タイツ

ユニクロ「ヒートテックタイツ」、色は黒。
こちらも冬のジョギング用に購入したアイテムです。こちらにショートパンツを重ねているだけですがさすがユニクロのヒートテック、ジョギング中はむしろ暑く感じるくらい効果があります。
ディズニーなどの屋外に1日いても平気なほどいい仕事そしてくれるのでおすすめです。
パンツ 2023.1月購入

パンツは、ユニクロの「エアリズムウルトラシームレスボクサーブリーフ(ローライズ・前閉じ)」です。色はネイビー。
今まで無印良品のパンツ一択でしたが、暑さ対策にと購入してみたところ履き心地や肌ざらりが気に入ったので2枚とも入替え。
下着についてはこちらの記事でも考察しています。
ビジネスソックス 2023.1月購入

ビジネス用のソックスは無印良品の「足なり直角 かかとに合う靴下」です。今回は無地をチョイス。
一度直角タイプの靴下を履くと、普通の靴下には戻れないので毎度無印良品にお世話になっています。
平日毎日履いて、だいたい3ヶ月程度で入れ替えしています。
カジュアルソックス 2022.12月購入

普段履きのソックスは無印良品の「足なり直角 スニーカーイン」です。色はグレーとチャコールグレー。
スニーカーインタイプですが、ジョギングで履いていてもズレることがなく、とても履き心地がいいアイテムです。
まとめて4-5足セットで販売していることもありますが、使用頻度が低く、在庫があっても管理が面倒なので2足で十分です。
ワードローブの収納・管理方法
収納方法
クローゼット
筆者宅のワードローブは、1畳程度のウォークインクローゼットを夫婦ふたりで使用しています。そのうち筆者が占有しているのは、アイキャッチの写真のとおり極一部です。
アウターやトップス、ボトムスはハンガー収納です。
使用しているハンガーはIKEA製。薄くて軽くていつでも入手できるので長く愛用しています。
これは洗濯後そのまま収納できるので畳む・収納するという動作・時間が不要である上に、収納状況を一目で把握することができるのでとても有効な方法です。
洗面収納棚
その他インナーやルームウェアは、洗面室の収納棚にオープンボックスに入れて収納しています。
理由は、この手の衣類はお風呂から出たら着替える、帰ってきたらすぐに着替えるアイテムなので、その動線として起点が洗面室になるため集約しました。
おかげでクローゼットまで着替えを取りに行くという無駄な動線が消えたのでストレスフリーです。
管理方法
筆者のワードローブの管理は至ってシンプルです。
アイテムを購入する際は、同色または同系色を2枚同時に購入。おおむね交互に着用するので劣化の度合いもほぼ同じになり、入替える際も余計なことを考えずに2枚同時に交換するだけです。
また服を購入する際は、in(購入する) / out(破棄する)の量をなるべく同じにして、総数の増減をある程度一定にしています。
もちろんシーズンによって変化はありますが、必要なもののみを厳選しているので大きく増えることはありません。
これらにより、余計なことを考えずにシンプルに管理することができます。
ちなみに余裕があるワードローブ内には、防災備蓄用の保存食・水を保管しています。
まとめ
本記事では、大きく分けて下記3項目をご紹介いたしました。
- ワードローブの考え方
- 実際のワードローブの中身
- ワードローブの収納・管理方法
もちろん、仕事や家庭、家族構成や生活環境、そして何より本人の好みによって、ワードローブの中身は人ぞれぞれ千差万別、多種多様です。
定型的・定数的なワードローブに関する答えはなく、所有する服の数や内容に正解はありません。
ここで紹介したシンプリスト・ミニマリストのワードローブの内容はあくまでも一例です。
これをアンサーや模範とするのではなく、そこをきっかけに自分のワードローブを見直したり、または整理整頓や片付けのヒントにしてみてはいかがでしょうか。
本記事が、より良い生活の一助となれば幸いです。

消耗していたアイテムを少しずつ入れ替え、アップデートしています
ワードローブ内のブランドものや衣替えのちょっといいものをまとめて売るという方法もありです。

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