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折りたたみ傘として人気が高いmont-bell(モンベル)のトレッキングアンブレラ。
シンプリスト・ミニマリストの筆者としては、以前から気になっていたアイテムのひとつです。
価格的にこれまでなかなか手が出せなかったのですが、今回思い切って購入してみることに。
せっかくですので、これからmont-bell(モンベル)のトレッキングアンブレラの購入を考えている人のお役に立つべく、レビューを書き記しておきます。
それではさっそくみていきましょう。
購入したアイテム
今回購入した折りたたみ傘は、mont-bell(モンベル)のロングテイル トレッキングアンブレラというアイテム。
軽さとデザインに惹かれました。
色はブルーグリーン。落ち着いた色合いの青緑(そのままですね)で、普段黒か紺しか持たない筆者としてはめずらしいカラーを選択しています。
スペック
mont-bell(モンベル)のロングテイル トレッキングアンブレラのスペックはこちら。
項目 | 仕様・スペック |
---|---|
サイズ | ・使用時直径 92cm ・骨長 50cm(前)、58cm(後) ・折りたたみ時 26cm ・傘袋収納 29cm |
素材 | 10デニール バリスティック(R)エアライトナイロン (撥水加工) |
骨数 | 8本 |
重量 | 140g |
品番・型番 | #1128553 |
カラー展開 | ・ダークグレー(CHGY) ・ブラウン(CHNT) ・ブルーグリーン(DKMA) |
定価 | 6,050円(税込) (2022年11月時点) |
こちらの商品、ほぼ定価で販売していることが多いので購入に際し一番のネックはズバリ価格となるでしょう。
外観
折りたたみ状態
実際手に取ってみるとわかりますが、非常にコンパクトなサイズです。
傘を収納袋から取り出すとこのようになっています。
傘本体は26cm、収納袋は29cmです。通常の傘と反対向きに収納するのが特徴的といえます。
傘を広げた状態
ロングテイルという名のとおり、一部の骨が少し長めの変則的デザインとなっています。
このおかげで背中に背負ったリュックが濡れにくいという構造となっています。
骨組
ちょうどmont-bellのロゴが入っている小間・駒(三角の生地部分)と反対側が長めの仕様となっています。
親骨はカーボン製で軽量。スタンダードな8本骨でしっかりした構造です。
よかったポイント・メリット
ここからは、実際に使用して感じたよかった点、メリットなどをご紹介していきます。
軽さ
まずなんといっても、ロングテイル トレッキングアンブレラ最大の魅力は軽さ!
その重量わずか140g、軽さは正義! あまりの軽さにバッグの中に入っていることを忘れてしまいそうになります。
ちなみに筆者も愛用しているiPhone 13 miniがちょうど140g。スマホ並みの重さの傘と考えれば、その軽さが少しイメージできるでしょう。
コンパクト
折りたたみ時の大きさはとてもコンパクトで、長さ26cmにおさまります。
筆者が以前使っていた折りたたみ傘は35cmでしたのでその差は歴然。
先の軽さと相まって、バッグに忍ばせやすいですし、冬ならコートのポケットにも入るので手ぶらでお出かけも可能でしょう。
オシャレ
アウトドア用品のmont-bell(モンベル)がプロダクトしているので、そのデザインは折り紙付きといえます。
本品に限らず、全般的にオシャレな色使いを展開しているので、自分好みの1本が見つかるかもしれません。
背中もカバーする異形デザイン
筆者が今回購入した傘はロングテイルという名のとおり、後方が少し長めの変わったデザインです。
バックパックやリュックなどを背中に背負ったまま傘を差しても濡れないという構造は、オン・オフ共に使い勝手がいい製品といえます。
ストラップは石突き一体型
通常手元付近にあるはずのストラップが、本製品では石突き(傘の先の部分)に付いているというのも面白いポイントでしょう。
そのため収納袋におさめる際、通常と反対向き(柄の方を奥側)で収納することになります。
最初こそ戸惑いますが、この方が出し入れしやすい(骨が引っかからない)ことに気が付くと、なぜこれがデフォルトでないのか不思議に思えてきます。
またストラップが短く、邪魔にならない点もメリットといえるでしょう。
収納するとこのような感じになります。
防水・撥水効果
はじめて手に持った際、あまりの生地の薄さに少し不安になりますが、当然のこととしてきちんと雨を防いでくれます。
また、使用初期だからかもしれませんが、撥水効果も高く水をよく弾いてくれます。
あとはこの効果がどのくらい維持できるのか引き続き検証し、後日あらためてレビューしましょう。
【2023.9 追記】
約9ヶ月使用していますが、生地が特殊な加工のためでしょうか、防水や撥水の効果に変化は見られません。
これは嬉しい誤算です。
ちょっと残念な点・デメリット
続いて、少し惜しい点、改善して欲しいポイントなどをいくつかあげていきます。
折りたたみが面倒
ロングテイル トレッキングアンブレラは異形デザインということで、骨の長さが不揃いとなり、同心円にはなりません。
そのためキレイにたたもうとするとかなり手間がかかります。
落ち着いて作業すれば大丈夫ですが、歩きながらたたむ場合は少しストレスになります。
シワになりやすい
メリットに貢献する薄くて軽い生地が、柔ら過ぎてたたみにくいというデメリットに変換されてしまいます。
またその柔らかさゆえシワになりやすく、傘を広げてもシワが残ることもあり、見た目少し残念に感じます。
あと少し大きければ
傘展開時の大きさは短辺50cm、長辺58cmとコンパクトな部類。
前側と左右がかなり短めなので、少し強めの雨の場合足元が心許ないでしょう。
また背中を守るはずのロングテイルであっても、吹き込む雨には対応しきれず、気がつくとバックパックやリュックが濡れていることもしばしば。
とくに普段、大きめの傘を利用する人の場合、後ろが長くて便利というよりは、後ろ以外短い傘というネガティブな印象を持ちやすいかもしれません。
手元・ハンドルが持ちにくい
コンパクトな傘全般にいえますが、手元が小さく持ちにくいので、長時間傘を持つとなると手が疲れやすい構造となります。
ここは軽さやコンパクトさをとるか、持ちやすさをとるかでメリット・デメリットが分かれるでしょう。
ストラップが石突きにあるデメリット
メリットの項目でも取り上げた石突きのストラップですが、実はデメリットも3点あるデザインとなります。
手が濡れる
1点目は傘袋なしで本体を持つ場合、ストラップが持ち手側にないので、傘をひっくり返して持つことになります。
そうなると濡れている側を手にするので、ちょっと持ち運ぶという場合でも手が濡れるなど少し不快感を感じることがあります。
持ちにくい
2点目はストラップが短く、指を引っ掛けるくらいの長さしかないため、長時間持つという意味で適していません。
ここは本来のトレッキングという利用環境を考えれば、手に持たずにバックパックにしまう、カラビナに引っ掛けるという選択が当然なのかもしれません。
引っ掛けられない
3点目は地味な問題ですが、傘を干そうとしても床置き以外の選択肢がほぼない状態となります。
持ち手はペットボトルのキャップのように円柱、ストラップは石突き側にあるため、壁やフックに吊り下げるということができません。
床に広げられるスペースがあればいいのですが、そうでない場合少し困ることになるでしょう。
価格
一般的な折りたたみ傘の価格帯が2,000から3,000円前後と考えれば、本製品は少し高めといえます。
どれだけ長く利用できるかは当然として、この製品にどれだけ満足、所有欲を持てるかによって、購入に至るか否かの意見がわかれそうです。
まとめ
mont-bell(モンベル)のロングテイル トレッキングアンブレラは、その特徴がゆえにメリット・デメリットがそのまま一長一短になる製品です。
そのため利用するポイントをどこに置くかで、その良し悪しの捉え方が180度変わります。
とはいえ、世に数多くの折りたたみ傘がある中で、あえてmont-bellの製品を選択するという方は、それなりのこだわりがある人でしょう。
もちろんトレッキングという本来の使い方をする人もいれば、デザインや軽さに惚れてデイリーユースで使う人がいるなど人それぞれ。
筆者は後者となりますが、オシャレな折りたたみ傘で、コンパクト・軽量という点を高く評価しており、実際に購入して良かったと感じています。
手放しで全員におすすめできるアイテムとはいえませんが、少なくともこれからmont-bell(モンベル)のロングテイル トレッキングアンブレラを購入しようと考えている方の参考になれば幸いです。
実は先日、傘袋無くしました。みなさんもお気をつけを!
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