シンプリスト・ミニマリストがやめたこと、手放したモノ

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今回は、シンプリスト・ミニマリストの筆者がやめた習慣や行動手放したモノなどをいくつかご紹介していきます。

タイトルだけを読めばネガティブな印象を受けるかもしれませんが、本質的な意味合いとしてはポジティブのための行動となります。

理由は多々ありますが、大きなポイントはこちら。

  • 面倒なことは極力減らす
  • 時間を有効活用する
  • 行動や思考はシンプルに

なお、この記事で書かれている内容はそれ自体を否定するものではありません。あくまでも筆者個人として実践し、記事執筆時に成果があるものをご紹介しています。

参考程度に笑い飛ばしながら読んでいただければ幸いです。

それではどんな内容があるのか、さっそくみていきましょう!

やめた習慣、行動

クリーニングを利用しない

以前はそれなりに利用していたクリーニングですが、今はまったく利用していません。

筆者は一般的な会社員なので普段はスーツやYシャツを着なければなりませんが、すべてウォッシャブルタイプノンアイロン加工品です。

またコートなどのシーズン用品は、自宅で洗濯できるアイテムか、または次年度に持ち越さないようにしています。

布団や寝具も自宅で洗濯できるものを選択。どうしても自宅で乾燥できないもののみコインランドリーを活用します。

これらのアイテムや行動に切り替えることで得られるメリットはこちら。

  • クリーニング店に持って行く手間と時間が不要
  • クリーニング費用が発生しない
  • クリーニング店に回収しに行く労力が不要

一般的にクリーニングにモノを出すということは、最低2回はお店に行かなければなりません。正直その労力は計り知れないもの。

クリーニングを利用しないことにより、結果として時間とコストを大幅に削減することができます。

お米をとがない

食事の準備で意外と面倒な作業がお米をとぐこと 。無洗米を利用するようになってからはお米をとぐ必要がなくなりました。

このお米をとぐという過程を省くだけで得られるメリットはこちらでしょうか。

  • 冷たい水に手をさらす必要がない
  • 誤ってお米を流してしまうことがない
  • どこまで研ぐべきか悩む必要がない
  • 余計な道具、米とぎ専用アイテムが不要
  • 作業時間が超絶短縮

もちろん無洗米と通常のお米を比べると味の違いは少なからずともありますが、最近は無洗米も美味しくなってきているので、その差はどんどんなくなってきています。

仕事も家事もこれに育児も抱えているという方であればなおさら、時間を有効活用できる家事の時短化は積極的に取り入れたいとことです。

年賀状は書かない

年末になると年賀状というワードを目に耳にしますが、筆者は社会人になってからはほとんど書いていません。

こちらから年賀状を送らないので、相手からも年賀状が届くということもなく、面倒なやりとりが不要になります。

また、なかなか捨てられない年賀状という代物を保管する必要もないので、家の中もスッキリします。

年賀状をやめるメリットは多々あります。

  • 年賀状を買う必要がない
  • デザインで悩む必要がない
  • 写真などで配慮する必要がない
  • 喪中など気にする必要がない
  • 前年に出したかどうか確認する必要がない
  • 相手の住所をアップデートする必要がない
  • 文章・コメントを考える必要がない
  • 保管スペースが不要
  • 不要なコストの削減
  • 時間を取られる必要がない
  • 出し忘れ対応で正月早々年賀状を書く必要がない

今の時代いつでも連絡が取れますし、社交辞令的な慣習で時間とお金とストレスをかけたくない人も多いでしょう。

また、せっかくの年賀状であっても相手の状況によっては、何気ない言葉や写真でむしろ傷付けることもあります。

かわりにオンラインで、さくっと連絡するのが今風なのかもしれません。

個人的には年賀状よりこちらをいただいた方が数倍嬉しいです。

街頭で配布されるものを受け取らない

ポケットティッシュにチラシ、割引券、サンプル品など、街角で無料配布している光景をよく見かけます。

なんとなく受け取ってしまう、もったいない、節約のためという理由で受け取る方も多いでしょう。

でも、実際に役に立つもの、活用できるものは案外少ないものです。

また、それらの無料アイテムでQOL・生活の質が上がることはほぼなく、気がつくと放置されて単純にゴミが増える可能性が高いです。

わざわざ自宅にゴミの元を持ち込む人はいないでしょう。それならば、最初から受け取らないという選択が一番理にかなっています。

エスカレータは歩かない

エスカレータは本来、歩かずに静止して移動するシステムです。

筆者も以前はとにかく早く移動したかったので、ダメだと理解しつつもエスカレータをバシバシ歩いていました。

そんな筆者がエスカレーターを歩かなくなった理由はこちら。

  • 危険をきちんと理解する
  • 時間に余裕を持つ
  • 大人の余裕を持つ

ひとことでいえば大人になったから、と言い換えることもできます。

そしてエスカレーターの緊急停止は本当に危険です。人間は意識外にある行動に咄嗟に反応することはほぼできません。

また、せっかく楽して移動できる恩恵を有効活用しないというのはむしろ損です。

どうしても急ぐというなら、素直に階段を使いましょう。

時間にも行動にも、大人としての余裕があれば、エスカレーターの移動時間程度でせかせかする必要はなくなります。

洗濯物をためこまない

筆者宅は、大人ふたりとワンコ2匹という家族構成となっています。

人間はふたりとも部屋着外着を分けて着ており、しかも一度脱いだ服はすぐに洗濯カゴに入れるというタイプです。

またワンコたち用のクッションや洗えるカーペットなどのワンコグッズも多々あります。

そのため、洗濯をまとめておこなおうとすると意外と膨大な量になり、時間も労力も大変なことになります。

洗濯物をためこまず、こまめに洗濯することで得られるメリットはこちらでしょうか。

  • 1回の洗濯の量が少なくて済む
  • 衣類などが必要最小限で済む
  • 洗濯物を干す場所が少なくて済む
  • 洗濯物を干す、取り込む手間が少ない

もちろんまとめて洗濯した方がコストが低い、洗濯の回数が少なくて済むなどのメリットがあります。

また、家族構成や洗い物の排出量によっても、各家庭で状況はバラバラでしょう。

洗濯のどこに主眼を置くか(筆者の場合、洗濯物を干すのが面倒)で、こまめにするのがいいのか、まとめてするのがいいのか、ご自身の状況にあわせて実施するのが一番です。

洗濯物を外干ししない

こちらはやめたというより、もともとやらないことではありますが、筆者宅では昔から洗濯物を外に干すという概念がありません。

洗濯物を外に干さない大きなメリットはこちら。

  • 天気や気温に左右されない
  • 洗濯物を外まで干しに行く・取り込む必要がない
  • 洗濯後に外気や汚れ、虫が付着しない

では実際にどういう対応をしているのか。筆者宅ではおおむね次のような対応をしています。

  • タオル類、小物、部屋着は洗濯機で乾燥まで
  • 夏場(梅雨時期)は浴室にて乾燥
  • 冬場(乾燥時期)は室内干しで加湿器代わり

前述のとおり洗濯は毎日実施しているので、そもそも干す量が少ないというのもポイントです。

また、洗濯乾燥機を活用することで洗濯物を干すという行動が省け、家事にかかる労働時間がかなり短縮されます。

なかなか自分の時間が取れないという人は一考してみる価値はあるでしょう。

バスタオルを使用しない

入浴後、身体を拭くのはフェイスタオルで済ませています。髪が長くなければ、フェイスタオルの面積でも、頭から足の先まで身体全体を拭いても十分です。

フェイスタオルを使うメリットはこちら。

  • 身体を拭くのにも適度な大きさ
  • 洗濯の量が少なくて済む
  • 収納スペースが少なくて済む

ただし、長髪の方やお子さんの身体、ペットを拭くという場合は、普通のバスタオルがあった方がいいでしょう。

ちなみに筆者はバスタオルを使いませんが、パートナーは使用するので所有していないというわけではありません。

それでもバスタオルもフェイスタオルも所有は各3枚まで決めているので、収納スペースが少なくて済むというメリットは有効です。

衣替えはしない

筆者のワードローブには、基本的に衣替えという恒例行事はありません。

ここ数年で、衣類は基本的にオールシーズン対応可能なもの、またはシーズンごとに買い替えるようになり、長期間着用しない衣類を保管するということはなくなりました。

衣替えをしないメリットはかなり大きいと感じます。

  • 衣類を寝かせる必要がない
  • 保管スペースが不要
  • 季節ごとに入れ替える必要がない
  • 適切な量を把握しやすい
  • 防虫など気にする必要がない

そんな筆者のワードローブはこちらで詳細をご紹介しています。

温泉にお風呂道具を持っていかない

筆者はこれまで温泉・スパに行く際には必ずお風呂道具、セットを持参していました。

温泉に持っていくのをやめたアイテムは以下のとおりです。

  • 小分けボトル(シャンプー)
  • 小分けボトル(リンス)
  • 小分けボトル(ボディソープ)
  • ボディタオル
  • 歯ブラシ
  • 歯磨き粉
  • 上記道具を入れるポーチ
  • さらにポーチを入れるインナーバッグ
  • 着替え(靴下)
  • 着替え(Tシャツ)

たいていの浴場にはシャンプーなどのアメニティが付属していますので、持参しなくても問題ありません。

ただ筆者も、以前は施設付属のアメニティの品質に満足ができなくてどうしても自分が普段使っているものを持参していました。

なぜやめたのか? 理由は簡単で、純粋に温泉を楽しみたいと考えたからです。

普段と同じお風呂に入るという行動の延長ではなく、温泉を全身を使って楽しむことに集中する

身体を洗うのは最低限で、温泉の成分を身体中で味わう。それならばわざわざ持参した道具を使わなくても同じではないかと。

荷物を最小化することで得られるメリットはこちら。

  • 荷物が減る
  • 準備する時間がかなり短くなる
  • 管理が簡単
  • 浴場内はタオル1枚でいいので荷物の心配がない
  • 身軽
  • 余計なアイテムが不要になる

毎回温泉に行こうと考えてから実際に出かけるまでにかかる準備と、帰ってきてから片付ける手間が結構プチストレスになっていました。

それらのストレスがゼロになったのは個人的にはかなり大きいです。

もちろんデメリットもあります。

  • アメニティの質が高くない
  • 使い慣れた道具がない
  • 仕上がりの質感がいつもと違う

どこに自分の気持ちよさを置くかで行動内容は変わるでしょう。

個人的には、温泉に行きたいと思ってからの行動障壁が取り除かれたことは非常に大きいと感じます。また準備するものも最小限なので常にシンプルです。

本来の目的である温泉に入ってリラックスするということ行動が純粋に楽しめるようになりとても満足ししています。

ノベルティ、オマケ、限定品にこだわらない

幼少の頃は雑誌に付録や、オマケ、はたまた限定グッズ付きの商品などに心ときめいて、それが欲しいがためにモノを購入していた時期もありました。

ただ時間が経過してふと見直してみると、実はそれほど欲しいものではなかったということがほとんどです。

もちろんプレミア感やお得感があったり、またファンであればあるほどその価値は高いものになりますが、筆者はそこまでのこだわりを持ち合わせていません。

ですので、ノベルティや限定品といわれてもそれを手に入れる口実にはならず、今は本当に欲しいものだけを純粋に、機能やデザインなどでじっくり吟味することができます。

手放したモノ、アイテム

ここからは、個人の嗜好が多分に含まれますので参考程度にお読みください。

また、こちらの内容に登場するアイテム等を否定するものではありませんので、ご了承願います。

デニムを着ない・履かない

個人的にデニム生地がどうしても苦手です。また、デニムもジーパンも似合わないので、そもそも着る機会がありません。

昔は503などにも憧れて何度かトライしてみたこともありました。

副次作用として、買い物をする際の選択肢からデニムというアイテム全般が消えるので、商品選択が楽になるというメリットがあります。

パジャマを着ない

筆者は小学校低学年以来パジャマというものを着ていません。

当時から寝る時にボタンがある服というのが苦手で、今でも基本はTシャツハーフパンツという部屋着のままで寝ています。

パジャマを持たないことのメリットはこちらでしょうか。

  • パジャマを管理する必要がない
  • ワードローブに余裕ができる
  • 洗濯物が減る
  • 寝る時に着替える必要がない
  • 緊急時でもすぐに行動が可能

ただ、パジャマに着替えることで気持ちを切り替えるリラックスするという役割もあるかもしれません。

ご自身の状況にあわせて選択するのがいいでしょう。

コタツは持たない

日本の冬の代名詞ともいえるほどの人気のコタツですが、筆者はまったく使用していません。

理由は大きくふたつあります。

  • コタツはシーズン品である
  • ペットを飼っている

理由のひとつがシーズン品であるため。

今ではオールシーズン使えるタイプもありますが、それでもシーズンオフにコタツ布団を収納しておくスペースは必要になります。

シーズンでしか使えないもの、シーズンオフに収納してスペースを占有するものは、狭小住宅には不向きでデメリットの方が大きくなります。

もうひとつの理由は、ペットを飼っているため。

筆者宅では長年ペットを飼っていて、常に室温を一定に維持しています。そのためコタツの出番がまったくありません。

コタツがなくても生活にはまったく困らないので、今後も購入することはないでしょう。

ちなみにどうしても寒い時はブランケットを使用しています。

水切りカゴを置かない

幼少時からキッチンには水切りカゴがある生活が一般的だと考えていました。ですが、水切りカゴがあることで下記のように不満が募ります。

  • 毎回受け皿の排水が必要
  • キッチンのかなりの場所を占有
  • ぬめり、カビが発生しやすい
  • いつまでも食器が出しっぱなし

先入観を捨てるというのはなかなか難しいですが、思い切って水切りカゴを取り払ってみたところ、意外とカゴがなくても不便とは感じませんでした。

今では吸水マットに一時的に食器を置いて、すぐに拭きあげて片付けるようになって、不満はすべて解消され、且つ見た目にもスッキリして満足度が一段上がるという結果に。

やめてみてよかったと心から感じています。

ゴミ箱を置かない

筆者宅にゴミ箱はひとつしかありません。またメインのゴミはすべてキッチンに集約しています。

唯一ゴミ箱を置いている場所は洗面室で、濡れたゴミを捨てるために小さい容器がひとつあるだけ。

メインのゴミは、キッチン下の収納扉にフックを取り付けゴミ袋を分別ごとにぶら下げています。普段はその袋にゴミを直接捨てています。

ゴミ箱を置かないことによるメリットはこちら。

  • 空間・場所を占有しない
  • ゴミを一箇所に集約できる
  • ゴミの回収で室内を歩き回る必要がない
  • ゴミ箱が汚れる、洗う必要がない

ただこれは、筆者が住んでいるマンションにゴミ集積場があり、24時間365日排出可能という環境も大きく影響しています。

戸建やゴミ収集日まで家で溜め込まなかればならない場合は、あまり有効にならないかもしれませんので、参考程度にお読みください。

箸置きを使わない

以前は使っていた箸置き。今は一切使っていません。

理由は簡単で、パートナーと一緒にご飯を食べる時間が取れないから。

つまり自分一人が食べるだけなので、テーブルに食器や料理をならべて準備するということがほとんどありません。

また食事中に箸を休めることもなし。であれば箸置きの存在意義が無いので不要に。

洗って片付けるという手間も省けて本当に助かります。

犬用給水循環器を使わない

ワンコが飲む水を循環してクリーンな水を維持するという給水器。

長年愛用していましたが、ケーブルを噛まれ故障し取りやめたところ、別段これにこだわる必要がないとわかったので利用するのをやめました。

隠していたコードを噛まれるという暴姫への配慮ではありますが、普通の陶器製のボウルでも毎日交換してあげれば衛生さはそれほど変わらず。

むしろメンテナンス、掃除、フィルター交換などの手間ひまとコストを考えるとメリットの方が断然大きいです。

取扱説明書は保管しない

家電や電化製品などに付いてくる取扱説明書などの書類。筆者宅では、最初に一通りながめたらそのまま捨てます。

理由は簡単、二度と読むことはないので。

操作や故障で必要な場面があれば、今の時代ネットで調べるとすぐに答えが出てきます。その方が早いですし、写真などもあるので取説よりよほど詳しい情報が手に入ります。

どうしても取説が読みたい場合でも、メーカーのサイトに行けばPDFデータがダウンロード可能です。

なおスマホなどで取説専用アプリサービスもありますが、管理や登録など手間がかかるので利用しません。

ただし、保証書などなくては困るものはきちんと保管しておきます。

必要なモノは最小限に。これが基本になるでしょう。

カレンダーは飾らず、デジタル化

筆者宅にはカレンダーはひとつもありません。壁などにかけておけばすぐに日付を確認できるというメリットもありますが、カレンダーを飾っているとどうしても視界に入り、結果視覚的ノイズになります。

ではどうしているかといいますと、デジタル化してGoogle カレンダーを利用しています。パートナーとも共有しているのでお互いに予定がいつでもどこでも確認できるので便利です。

脳に負担をかけないためにも、視覚から入る情報はなるべく少なくしたいものです。

まとめ

今回は、多岐にわたってやめた習慣や行動手放したモノなどをご紹介してきました。

冒頭にも述べましたようにこちらの目的は、面倒なことを極力減らし時間を有効活用するために、行動や思考をシンプル化すること。

大きな視点でいえば、自分の生活を見直して、不要なものや無駄なものを減らし、自分が本来使いたいことに時間をかけましょう!ということになります。

シンプルにミニマルに快適な生活を送りたいと願うシンプリストのこれらの行動が、読んでいただいたみなさまの何か新しい発見につながるきっかけになれば幸いです。

ルルル
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