先日、長年愛用してきたバーバリー(Burberry)の長財布Black Labelから、アブラサスの薄いマネークリップの財布に乗り換えました。
財布を入れ替えるのは実に7−8年ぶり。
バーバリーの長財布はかなりお気に入りだったのですが、モノの所有をミニマルにしていく過程でどうしても長財布という大きさと重さが気になってきたので思い切って刷新してみました。
今回は、実際にアブラサスの薄いマネークリップを2ヶ月ほど使用してみて感じたポイントなどをレビューしていきます。
それではさっそくみていきましょう!
アブラサスとは?
そもそもアブラサス(abrAsus)って何?という方もいるでしょう。
アブラサス(abrAsus)はバリューイノベーション社が「10年後のスタンダードを目指して。」をメインコンセプトに小物やグッズなどをプロダクトしているブランドとなります。
有名なところでは、2013年度にGOOD DESIGN賞を受賞した薄い財布、2014年度に同賞を受賞した小さい財布があります。
アブラサス 薄い財布
アブラサス 小さい財布
ミニマリストとしても有名なローランド氏とコラボした「ローランドモデル」もありますね。
他にも「キャッシュレス財布」「旅行財布」「小さい小銭入れ」「薄い長財布」「ツインズ財布」「iPhoneも入る財布」など財布だけでも多種多様なオリジナルなアイテムが展開されています。
アブラサスの薄いマネークリップとは?
アブラサスの数ある商品の中から、筆者が吟味した末に選んだのが薄いマネークリップ ブッテーロレザーエディション。
名称こそマネークリップとうたっていますが、定番の薄い財布からさらに機能を削ぎ落とした、超シンプルなデザインの二つ折り財布となります。
具体的には小銭入れを完全に排除した作りという潔さが、個人的に好きなポイントです!
薄いマネークリップを選んだ理由
アブラサスといえば薄い財布というのが定番の中、なぜあえて薄いマネークリップを選んだのか?
主な理由は下記のとおりです。
- 日常生活で必要な紙幣の枚数はほぼ10枚以下
- 紙幣が取り出しやすい構造
- 紙幣に折り目をつけたくない
- 小銭は不要
- カードは4-5枚に厳選
- カギは入れない
- 軽さ薄さ
- シンプルなデザイン
筆者は、日常的にキャッシュレスで生活しているので、そもそも財布の中に入れるものはあまりありません。(そもそも入れるだけのお金も持っていないというのが正しいかもしれませんが)
そんな財布の中を一番専有していたのがカード類。
これを普段使うものだけに厳選し、たまにしか使わないカードは二軍のカードケースに保管することで、よりシンプルにミニマルになりました。
もっとコンパクトに持ち運びたいのなら、同じアブラサスの小さい財布や一般のカードケースに現金を入れておく、という発想もありますが、個人的にはお金を折りたたんで持ち運ぶのは好みではありません。
この薄いマネークリップであれば、財布自体は折りたたむものの、紙幣に折り目がつくわけではなく少し丸まる程度で済みますし、残金確認や取り出しもしやすいのでイメージにぴったりです。
なにより、薄くて軽量な上にデザインがシンプルというのが一番の好みであり大きな理由です。
薄いマネークリップ ブッテーロレザーの外観
名前に「マネークリップ」と入っているので、多くの方が金属製のクリップをイメージされるのではないでしょうか? 筆者も最初はそうでした。
アブラサスの薄いマネークリップは、二つ折りの財布で、随所にこだわりと考え抜かれた技術が盛り込まれている商品です。
見た方が早いので、早速外観を見ていきましょう。
薄いマネークリップの外側
閉じた状態はこんな感じで大きさは、縦85mm、幅95mm、厚さ6mmとなります。
重さは公称22gとなっていますが、実際に計ったところ26gでした。
ちなみに今回購入したアイテムは「ブッテーロレザーエディション」と呼ばれるもので、ノーマルの薄いマネークリップとは表面の光沢感が違います。
アブラサス「薄いマネークリップ ブッテーロレザーエディション」
アブラサス「薄いマネークリップ」
薄いマネークリップの内側
開いた状態はこちら。この場合、縦172mmとなります。
写真で見えている以外には、ポケットもパーツも無いので非常にスッキリしたデザインとなります。
もちろん小銭入れはありません。
バーバリー BLACK LABELとの比較
今まで長年愛用意してきたバーバリー(BURBERRY)のBLACK LABE(かなり汚れていますが)と比較してみるとこんな感じです。
閉じた状態だとちょうど半分くらいの大きさです。
開くと長財布とほぼ同じ大きさ。紙幣が入る大きさなので当たり前といえば当たり前ですね。
横からみると厚さはかなり違います。左がBLACK LABEL、右が薄いマネークリップ。どちらも何も入れていない状態での比較です。
BLACK LEBELも長財布の中では比較的薄型タイプでしたが、それ以上にアブラサスは絶妙なデザインで、非常に薄くつくられています。
薄いマネークリップを選んだ理由
アブラサスといえば薄い財布というのが定番の中、なぜあえて薄いマネークリップを選んだのか?
理由は主に下記のとおりです。
- 日常の生活で必要な紙幣は10枚以下
- 紙幣が取り出しやすい
- 紙幣に折り目をつけたくない
- 小銭は不要
- カードは4-5枚に厳選
- カギは入れない
- 軽くてシンプルなデザイン
日常的にキャッシュレスで生活しているので、そもそも財布の中に入れるものは限定的になります。
そんな財布の中を一番専有していたのがカード類。これを普段使うものだけに厳選し、たまにしか使わないカードは二軍のカードケースに保管することにしたので、自ずと財布に入るものは上記のような内容となりました。
もっとコンパクトに持ち運びたいのなら同じアブラサスの小さい財布や一般のカードケースに現金を入れておけば?という発想もありますが、個人的にはお金を折りたたんで持ち運ぶのは好みではありません。
この薄いマネークリップであれば、財布自体は折りたたむものの、紙幣に折り目がつくわけではなく少し丸まる程度で済みますし、残金確認や取り出しもしやすいのでイメージにぴったりです。
なにより、薄くて軽量な上にデザインがシンプルというのが一番の好みであり大きな理由です。
薄いマネークリップに触れてみての感想
質感、手触り
今回、「ブッテーロレザー」を選んだのでヌメ革の中でも質感はかなり上品です。手で触れた感触もすべすべで心地いいですね。
実際に使用しはじめて2ヶ月が経過し、革がだいぶこなれてきました。
普段はバッグの中にぽんっと入れているだけなので結構傷がついてきましたが、これも味になる、とあまり気にせずに使用しています。
収納力
上記の写真は、購入した当日に実際に紙幣とカードをそれぞれ入れてみた状態です。
紙幣は9枚、カードはプラスティック製が4枚、紙製が1枚の計5枚入っています。
この状態での重さは55g。やはりかなり軽いです。
横から見るとこんな感じです。
新品時は、革のクセがなく紙幣の反発に負けていましたが、しばらく使うとこなれてぺったんこになりますので安心してください。
お札は10枚以上でも、入れようと思えば入りそうです。
ただ、筆者は基本的に現金は1万円しか持ち歩かないので、崩しても1,000円札が9枚になるだけですし、普段の生活においてこの仕様で困ることはありません。
カードケース部分には、カードが5枚入ると公式でうたっています。
新品時は少しきつくて「本当に?」と思いましたが、こちらも使い込んでいくうちにこなれて、今ではカードを5枚入れても少し余裕があるくらいになりました。
そういう意味では、カードの取り出し口が内側にあるというのは落下防止の意味でもありがたい設計となります。
使い勝手
紙幣の出し入れについては、下記写真の左側の円で囲んだ「三角止め」部分に差す時に、少しコツが必要です。
そもそも紙幣を支える部分が、丸で囲んだ「三角止め」部分と「カードケース」下部しかありません。
お札を「カードケース」下部に寄せすぎると、「三角止め」部分にかかる紙幣の面積が少なくなり、外れやすくなりますので、バランスよく収納するのがベターでしょう。
なお、実際の収納時は「カードケース」下部分でしっかりお札を挟んでいるので、折りたたんだ状態では財布をいくら振っても紙幣が落ちることはありません。
カードケースには、現在カードを5枚を収納しています。
カードケースの出し入れ口が財布を折りたたんだ際に内側にくるようになっているので、誤って飛び出すということはありません。
ただ、カードを取り出す時に目的のカードがさっと出せずに、結局カードを全部取り出してから目的のものを選択するという工程になるのは、少し手間かもしれません。
小銭は?
小銭についてどうするのか、よく質問をいただくのでおまけでお答えしておきます。
キャッシュレスを利用
大前提として、普段の買い物などはすべてキャッシュレスで対応しています。なのでそもそも小銭が発生しません。
どうしても現金で、お釣りが出る場合
ですが、街中ではどうしても現金しか受け付けないところがあります。
その場合、お釣りで小銭が出てしまったら一旦ポケットに入れて、平日であればATMに行ってすぐに預金します。
休日やATMの取扱い時間外の場合は、そのまま自宅に持ち帰り、翌営業日のATMの取扱い可能な時間に持参してやっぱり預金します。
自宅でしばらくためてから持参する方法もありますが、最近の金融機関の流れとして小銭の大量振り込みに手数料がかかるようになったので辞めました。
そもそも小銭をため込むと重くなるので、持参するのが面倒になるというデメリットもありますし。
まとめ
同じアブラサスの薄い財布も捨てがたいのですが、こちらの薄いマネークリップの方がデザイン的にもシンプルでミニマルなので、シンプリストな筆者としては選ばないわけにはいかないアイテムです。
究極のキャッシュレスになれば、財布すらいらなくなりますが、今はまだ過渡期。
現金とカードの必要性と、その使い勝手のバランスを良く考えて、ご自身が使いやすく気に入ったアイテムを選んでみてはいかがでしょうか。
こちらの記事が、みなさんのなにかの参考になれば幸いです。
ルルルのひとこと:満足度の高いアイテムになりそうなので、長く愛用していきたいですね
個人的にはこちらの薄い財布も候補に入れていました。
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コメント
ルルルさん。おはようございます。アブラサスのお財布からマネークリップに変えたんですね。詳しい説明ありがとうございました。とてもわかりやすかったです。^ – ^
ミニマリスト舞 同居嫁