今回は、シンプルに格安SIMを楽天モバイルからLINEMOにのりかえてみて感じたメリット・デメリットをご紹介。
格安SIM全般のお話はその道のプロの方にお任せするとして、ここではシンプリストでミニマリストの筆者が実際に使って感じた点を書いていくことにします。
ピンポイントですが楽天モバイルやLINEMOに興味がある方は、参考までにのぞいてみてください。
それではさっそくみていきましょう!
楽天モバイルを1年7ヶ月利用して
今までいろいろな通信会社を利用してきた筆者が、直近で利用していた通信会社は楽天モバイル。
ちょうど1年間タダ・無料のふとっぱらキャンペーンが終了する直前に、滑り込みで申込みをして、1年半程度利用してきました。
楽天モバイル利用開始初期の状況
楽天モバイルを利用しはじめた頃はまだ利用者もそれほど多くなく、またauとのパートナー回線利用が可能でしたので、速度も繋がりやすさも大変満足できるものでした。
なお、もともと通話することはほとんどないため(本人認証等で必要な程度)、通話品質については未評価です。データが使えるだけで大変満足。
MNP直前の楽天モバイルの状況
利用開始から1年が経過し、下記2点ほど状況が変わりました。
- 利用料無料期間が終了
- auパートナー回線の提供縮小(終了)
利用料無料期間が終了することは、もとより承知の上での利用でしたのでまったく問題はありません。
ですが、そのタイミングでauのパートナー回線が順次縮小していくという展開は想定外。それまで使えていた場所がだんだん無くなる悲しさは満足度が下がる結果に。
楽天モバイルはいわゆるプラチナバンドをもっていないため、とくに建物の中や地下鉄などでは、ほとんどネットワークに繋がらず、また繋がったとしても不安定極まりありません。
さらに利用者が飛躍的に増えた影響なのか、普段繋がる場所でも当初に比べ速度の低下が頻繁に見られるようになりました。
カフェ店内や電車移動中、買い物でもネットワークが使えない場面が多くなり、スマホの基本的機能が有効活用できないという状況に悩まされます。
スマホで認証や決済をしている人間にとっては、このストレスはかなり大きいものとなり、結果他社へののりかえを進めることに。
LINEMOに乗り換えてみた
LINEMOを選んだ理由
そんなストレスを抱えていた筆者、今回選んだ通信会社はLINEMO。大手キャリア、ソフトバンクのサブブランドです。
今回LINEMOを選んだ理由はこちら。
- 20GB使える
- 月額3,000円以下
- eSIM対応
- ソフトバンク回線が使える
- 各種格安SIMサイトで評価が高い
直近1年間の利用データ量を確認したところ、筆者の場合おおむね20GB近く使用していたので、そこをベースに総合的に判断した結果、今回LINEMOにした次第。
LINEMOを実際に使ってみた感想
実際に使ってみた筆者の体験で結論からいいますと、LINEMOに乗り換えたらすこぶる快適でした!
通信速度も爆速になり、また建物内や地下での接続の安定性もかなり向上!
もちろん大手キャリアであれば当たり前のことかもしれませんが、直近の不満との差が激しかったので、この感動は通常の3倍以上かもしれません。
便利なeSIMで簡単に乗り換え
楽天モバイルからLINEMOへののりかえは、オンラインで簡単におこなうことができます。
筆者の場合はeSIMが使えるSIMフリーのiPhone 13 miniなので迷わずそちらで手続を。
詳しくはLINEMO公式サイトを参照してください。難しいことはとくにありませんし、途中でつまずくこともほぼないでしょう。
<参考> LINEMO 公式サイト「他社からLINEMOへののりかえ方法」
なおMNPでののりかえの場合、早ければ即日(最短1時間)遅くても翌日には開通することができます。
楽天モバイルとLINEMOのメリット・デメリット
せっかくなので、直近2社を実際に使って感じたメリットとデメリットを簡単にご紹介しておきます。
楽天モバイル
◆メリット
- 料金体系がシンプルな3段階構造
- 20GB以上だと定額なのでお得
- 楽天経済圏だとさらにお得
- 屋外だと時間帯関係なくそこそこ速い
- 解約手数料なし
- 事務手数料なし
- 最低限契約期間縛りなし
- eSIMが使える
- 最短即日から使える
◆デメリット
- 建物内、地下鉄でつながりにくい
- 屋外でもアンテナの境界線だとつながりにくい
- 5Gという表記でも4Gレベルの場合あり
- 通話が途切れ途切れになる
- 1GBまで基本料無料がなくなった
LINEMO
◆メリット
- プランが2種類のみでわかりやすい
- ソフトバンク回線で安定且つ快適
- 5Gが本当に速い
- 屋内外、時間帯に関係なく速い
- LINEの特典あり
- キャンペーンでPayPayがお得になることも?
- 解約手数料なし
- 事務手数料なし
- 最低限契約期間縛りなし
- eSIMが使える
- 最短1時間後から使える
◆デメリット
- 3GB、20GB以外の選択肢がない
- LINEをあまり使わない人には特典、恩恵がない
- 利用者が増加したときにどうなるのか不明
まとめ
通信環境は生活になくてはならないインフラのひとつ。であれば、快適且つ安定したシステムを享受したいところ。
そしてそれは、今や自由に選べる時代です。自分の利用環境により合うモノを選択することでQOL・生活の質の向上にも繋がります。
今回、筆者の環境では楽天モバイルとの相性があまり良くありませんでしたが、決して否定しているわけではなく、またこれからの改善に期待している気持ちもあります。
ひとついえることは、縛りがないなら我慢して使い続けるよりもさっさとのりかえた方が精神衛生上楽になるということでしょうか。
世の中は日々進歩していますので、時々振り返って自分の環境を見直してみるのもいいかもしれません。
また他社の通信回線でも実際に試してみることがあれば、ご紹介いたします。
楽天モバイルがプラチナバンドを手に入れて、エリアカバー率が向上したらまた戻ってくるかも?!
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