今回は、整理整頓について簡単なクイズを通して基本的な仕組みや考え方を解説、ご紹介する内容となります。
あまり難しく考えずに気軽に楽しみながらながめてみてください。
それでは、さっそくいってみましょう!
整理整頓に関する簡単なクイズ
これから簡単なクイズを3問出題します。
ルールはひとつ。答えが出るまでのタイムを計ってください。
なお答えは3問目終了後にまとめてお知らせします。
問題1)マスの中に数字はいくつ入っていますか?
さて、マスの中に数字はいくつ入っていましたか? また答えが出るまで何秒かかりましたか?
だいたい8-10秒くらいでしょうか。 ご自身のタイムをメモしておいてくださいね。
問題2)マスの中に数字はいくつ入っていますか?
さて、こちらはどうでしょう。先程より早く数えられたのではないでしょうか?
早い人ですと、3-5秒くらいという人もいるでしょう。そこまで早くなくても、少なくとも1問目よりみなさんタイムが縮まっているはず。
問題3)マスの中に数字はいくつ入っていますか?
はい、3秒もかからずに答えがわかりましたね!
答え
もちろん正解は、3問とも17個です。
そもそも整理整頓の意味とは?
頭の体操が終わったところで、本題に入りましょう。
そもそも整理整頓という言葉。こちらを簡単に説明すると以下のようになります。
整理とは
整理を簡単に説明するとこちら。
- 不要なものを取り除く
- 乱れている状態を整える
先程のクイズでいえば「問題1」にあった空白という不要なものを取り除いて、並んでいる数字を詰め(乱れている状態を整え)「問題2」の状態にする作業を整理といいます。
とても簡単な作業といえます。
整頓とは
整理という言葉と似ている整頓が意味するところはこちらです。
- 配置ルールを決める
- そのルールに則って整える
こちらも先程のクイズで説明すると、整理された「問題2」の状態を、小さい順番に数字を並べるという規則を決めて、そのとおりに並び替える作業のことを整頓と呼びます。
こちらも難しい作業ではありません。
整理整頓とは
つまり整理整頓とは、
- 乱雑・散乱している状態から
- 不要なものを取り除いて
- ルールを決め
- そのルールに従って整え
- それを維持する
上記一連の作業といえます。
こうすることで一目して何がどこにあるかがわかるようになります。みなさんも「問題3」では、どこに何があるのかがひと目で理解することできたでしょう。
この整理整頓によって物の配置が定まることを物の住所を決める、物のアドレス化ともいいます。
整理整頓する意義は?
探し物の時間
ところでみなさんは、人が物を探す時間が年間にどれだけあるかご存知でしょうか?
「気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ」の著者リズ・ダベンポートは、一般的な会社員が探し物に費やす時間は年間で150時間もあると指摘しています。
この調査は仕事中の行動時間です。つまりプライベートな時間を含めると人は物を探す行為にかなり多くの時間を割いていることがわかります。
この物を探すという行為、趣味でなければ不要な時間といえるでしょう。
整理整頓で探し物がなくなる
一般的に物が散乱する大きな要因は、使用した物を元の場所に戻すという習慣ができていないからといわれています。
先程説明したとおり整理整頓をすると物の配置が定まります。
つまり整理整頓がきちんとできていれば、必然と使用した物は元の場所に戻っていることになり、物を探すという行為も不要になります。
整理整頓のメリット
また整理整頓することによるメリットには以下のようなものも含まれます。
- 物が散乱しない
- 探す時間を節約できる
- 使用した物をどこに戻すかを考える必要がない
つまり整理整頓することによって思考の軽減にも繋がります。
さらに付け加えると、片付けるときに面倒な気持ちになったり、誰かに注意されて嫌な思いをするという精神的負担も無くなります。
まとめ
「整理整頓しましょう」と小さい頃から教えられてきたみなさんでも、よくわからずに、ただなんとなく片付けていたという人も多いでしょう。
今回ご紹介した整理整頓の意味を理解し行動すれば、その恩恵は計り知れません。
- 物が散乱しない
- 物を探す時間が不要
- 片付ける場所が決まる
- 見た目にスッキリする
- 思考も精神的負担も軽減する
整理整頓をし、無駄な時間や負担を無くしてスッキリしてみませんか。
整理整頓することによるデメリットはありませんので、まずは身の回りの小さなことからはじめて、物のアドレス化を実践してみてはいかがでしょうか。
整理整頓すると時間と思考の節約ができます
お子さんがいる家庭であれば、こちらの本がわかりやすいかもしれません。
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