今回はシンプリスト・ミニマリストの筆者が実践しているライフハック「ノーマネーデー」をご紹介します。
ライフハックといってもやることはとっても簡単。しかも節約にもつながりかなりお得です。
さらに生活習慣の見直しまでできる優れもの。
この記事では筆者が2年ほど実践してきた経験から参考になりそうな内容を取り上げていきます。
ノーマネーデーに興味がある方も、実践して上手くいかないよという方もお時間があれば一度のぞいてみてください。
では、いつものように冒頭の長いコメントは割愛しさっそく中身をみていきましょう!
ノーマネーデーとは?
そもそもノーマネーデーとは何でしょうか? なんとなく耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。
ノーマネーデー・No Money Day = お金を使わない日
言葉の意味のとおり、その日一日まったくお金を使わないように過ごすことを指します。
和製英語ですが(英語ではNo-spend Day、No Buying Day)そこは日本語、直感的にわかりやすい言葉といえます。
お金を使わないので、当然の結果として節約にもつながります。
ちなみに筆者の財布は比較的コンパクト、ミニマルです。
ノーマネーデーの効果
ノーマネーデーを実践する上で期待できる効果は、もちろん節約であることはいうまでもないですが、実はもうひとつ大きな効果を期待することができます。
それは無意識な買い物の抑制。
普段、何気なくコンビニや自動販売機に立ち寄って、なんとなくモノを買っていませんか?
そう!「何気ねく」とか「なんとなく」といった理由で買い物をしている場合は注意が必要です。
食べたい・飲みたいなどの目的意識を持った買い物であればいいのですが、ふらっと立ち寄って何気なく商品を購入しているようであれば、依存症の危険性が考えられます。
食べ物や飲み物、嗜好品といった形あるものへの依存もさることながら、買い物をする、商品を手に入れる、お金を使うといった消費行動自体に依存している可能性があります。
ノーマネーデーを日々実践すると無意識にお金を使うといった行動が抑制されるので、これらの依存から脱却することができます。
ノーマネーデーのやり方?
ではノーマネーデーを実践するにはどうすればいいのでしょうか?
やることは実に簡単です。お金を使わなければいいのですから。
ただしそれだけだと継続性やモチベーションの維持が難しいので、実践する上でのポイントを下記に2点挙げておきます。
- マイルールを決める
- 記録を残す
1. マイルールを決める
人によってお金を使う場面や目的が異なるので、自分なりのルールを決めておく必要があります。
最初からすべてのお金の管理を対象とすると達成するのが難しく挫折する可能性が高いので、はじめは「おこづかい」あたりを対象として取り組んでみるといいでしょう。
自分でコントロールできる範囲であればノーマネーデー達成の難易度は低く、また結果としておこづかいが手元に残るので効果を感じやすくなります。
ちなみに筆者の場合は、パートナーのおこづかいや車・家などの固定費、サブスクリプションなどは対象外としています。
2. 記録を残す
次に、ノーマネーデーを達成した日がわかるように、カレンダーやメモなどで記録に残しておくことをおすすめします。
目的達成の結果を見える化・視覚化することで、モチベーション維持に繋がります。
また達成した日の記録を残しておくと、ふと気が緩みそうになる時に自分への鼓舞となり、結果無駄な出費を抑えることができます。
記録自体は手書きでもデジタルメモでもいいのですが、筆者はいつでも俯瞰(ふかん)してみられるようにこちらのアプリ(iPhone用)を長年愛用しています。
他には、表計算(Googleのスプレッドシートなど)に記録する方法もいいでしょう。数値化・グラフ化しやすいので活用の幅が広がります。
ノーマネーデーのメリット・デメリット
ここではノーマネーデーをおこなう上でのメリット・デメリットについてご紹介していきましょう。
実のところノーマネーデーは圧倒的にメリットの方が大きいと考えます。なにせお金を使わないのですから。
とはいえデメリットもゼロではありません。
筆者の実践経験に基づいて簡単にメリット・デメリットを書き出しておきます。
メリット
- 節約になる
- お金が貯まる
- コンビニに立ち寄らなくなる
- 自販機が気にならなくなる
- オンラインショッピングが落ち着く
- 商品に目移りしなくなる
- 衝動買いが抑えられる
- 小銭を持たなくなる
- 財布が不要に
- 物や行動に依存しなくなる
- 自由に使える時間が増える
- 物理的、精神的な余裕が生まれる
ノーマネーデーは一日お金を使わない行動なので、必然的にお金が手元に残ることになります。
また余計な消費活動が抑えられるので、だんだんとコンビニや自販機などの誘惑に惹かれることもなくなります。
そうなれば今まで買い物などにとられていた時間も他のことに使えるようになり、結果余裕が生まれます。
筆者の場合、ノーマネーデーを実践しはじめてから約2年ほど経過していますが、平日にほとんどお金を使わないようになったので思い切って財布を持つのをやめました。
いざという時はスマホでキャッシュレスが使えるので、今のところ困ることはありません。
財布を持たなくなるとますますどこかに立ち寄ることもなくなり、さらにノーマネーデーが達成しやすくなります。
デメリット
- 反動で散財してしまう
- 極度にケチになる
- 我慢がストレスに
- 世の中のトレンドがわかりにくい
デメリットは普段お金を使わない反動で、お金が使える日に一気に消費してしまうことがあります。
もちろん旅行や欲しかったアイテムを購入するという目的があれば問題ありませんが、それまで抑制していたぶん目移りしてあれもこれも買うという消費行動にならないよう注意が必要です。
またノーマネーデー達成のために無理に我慢するとストレスにつながる可能性もあります。
ノーマネーデーはあくまでも節約と無駄な消費行動を抑制するもので、お金を使ってはいけないというものではありません。必要なものは我慢せずに購入しましょう。
他にコンビニへの立ち寄りや買い物への依存が薄れると、世の中のトレンド・流行がわかりにくくなるということもあげられます。
これはノーマネーデーの実践によって消費行動が抑制されると、関連する情報も必然と抑えられることが要因なのかもしれません。
まとめ
「ノーマネーデー=一日お金を使わない」と聞くと、ケチケチした貧乏臭い節約術と考える方もいるかもしれませんが、単なる節約にとどまらず。
普段の無駄な行動や消費を抑えるというメリット・副次効果が期待できます。
また実践するにあたって必要なものはやる気のみというシンプルな構造で、継続するためのコツとして「ルールを決める」「記録する」があればより良いでしょう。
しかもノーマネーデーの実践において損をするということはないので、その効果・価値は高いと考えます。
ノーマネーデーによって余裕ができたら、旅行やグルメ、趣味などもいつもよりワンランク上を狙えるかもしれません。
メリハリのある生活によってQOL(生活の質)が向上すれば、より楽しい人生を送れるようになるでしょう。
ノーマネーデーは簡単に誰でも今すぐにはじめることができる超便利なライフハックです。無理なく自分のペースですすめて、余裕がある素敵な生活につなげてみてください。
ちなみに筆者は「2023年のやりたいこと」のひとつとして「ノーマネーデーを年間150日達成する」ということを掲げ実践し、すでに目的を達成しています。
明言化することで目的を達成やすくなるので、何かの参考になれば幸いです。
お子さんがいる方は、自分のおこづかいの範囲で挑戦してみるのもいいかもしれません
平日は持ち歩かなくなった筆者の財布はこちら。
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