今回は、シンプリスト・ミニマリストの筆者がやめたこと、手放したモノの中から、筆者自身が試行錯誤しつつ解放されて良かったと感じた「アイテム」に関する情報をいくつかご紹介していきます。
アイテムを手放す理由は多々ありますが、大きなポイントはこちら。
- 面倒なことは極力減らす
- 時間を有効活用する
- 行動や思考はシンプルに
なお、この記事で書かれている内容はそのアイテムを否定するものではありません。あくまでも筆者個人の環境や好みで選択している体験談となります。
参考程度に笑い飛ばしながら読んでいただければ幸いです。
それではどんな内容があるのか、さっそくみていきましょう!
ちなみにシンプリスト・ミニマリストがやめたこと、手放したモノ「習慣・行動編」はこちら。
水切りカゴを置かない
幼少時からキッチンには水切りカゴがある生活が一般的だと考えていました。ですが、水切りカゴがあることで下記のように不満が募ります。
- 毎回受け皿の排水が必要
- キッチンのかなりの場所を占有
- ぬめり、カビが発生しやすい
- いつまでも食器が出しっぱなし
先入観を捨てるというのはなかなか難しいですが、思い切って水切りカゴを取り払ってみたところ、意外とカゴがなくても不便とは感じませんでした。
今では吸水マットに一時的に食器を置いて、すぐに拭きあげて片付けるようになって、不満はすべて解消され、且つ見た目にもスッキリして満足度が一段上がるという結果に。
やめてみてよかったと心から感じています。
三角コーナを置かない
生ゴミなどを捨てるキッチンシンク内にある三角コーナー。筆者宅ではかなり昔に利用するのをやめて、その存在すら記憶から消えかかっていました。
そんな三角コーナーですが、メリットよりデメリットしか感じないため無くても問題ないアイテムだと考えます。
三角コーナーを無くして得られるメリットはこちら。
調理の際に出るクズや残飯はそのままポリ袋やゴミ袋に捨てています。また汁物などは排水溝にネットをかけてそれを交換するのみです。
アイテムやモノが少ないほうが管理もしやすくスッキリしますのでおすすめです。
ゴミ箱を置かない
筆者宅にゴミ箱はひとつしかありません。またメインのゴミはすべてキッチンに集約しています。
唯一ゴミ箱を置いている場所は洗面室で、濡れたゴミを捨てるために小さい容器がひとつあるだけ。
日々のゴミは、キッチン下収納扉に取り付けたフックにゴミ袋を分別ごとにぶら下げ、そこに直接捨てています。
ゴミ箱を置かないことによるメリットはこちら。
ただこれは、筆者が住んでいるマンションにゴミ集積場があり、24時間365日排出可能という環境も大きく影響しています。
戸建やゴミ収集日まで家で溜め込まなかればならない場合は、あまり有効にならないかもしれませんので、参考程度にお読みください。
箸置きを使わない
以前は使っていた箸置き。今は一切使っていません。
筆者宅では食事は集中して食べる(お酒は飲まない)ので、途中箸を休めることはなく。
もし置く必要があったとしても自身の食器の上に置けばいいので、箸置きの存在意義が皆無に。
地味に面倒な洗って片付ける、という手間も省けて本当に助かります。
取扱説明書は保管しない
家電や電化製品などに付いてくる取扱説明書などの書類。筆者宅では、最初に一通りながめたらそのまま捨てます(保証書はきちんと保管しておきます)
理由は簡単、二度と読むことはないので。
操作や故障で必要な場面があれば、今の時代インターネットで調べるとすぐに答えが出てきます。その方が早いですし、写真などもあるので紙の取扱説明書よりよほど詳しい情報が手に入ります。
どうしても取扱説明書が読みたい場合、メーカーのHPで簡単に確認することができます。
なおスマホなどで取扱説明書専用のアプリサービスがありますが、管理や登録など手間がかかるので利用しません。
必要なモノは最小限に。これが基本でしょう。
カレンダーは飾らない
筆者宅にはカレンダーはひとつもありません。
壁などにかけておけばすぐに日付を確認できるというメリットもありますが、カレンダーを飾っているとどうしても視界に入り、結果視覚的ノイズになります。
必要な情報はすべてスマホで確認しています。
スケジュールや予定などはGoogle カレンダーを利用しています。パートナーとも共有しているのでお互いに予定がいつでもどこでも確認できるので便利です。
脳に負担をかけないためにも、視覚から入る情報はなるべく少なくしたいものです。
パジャマを着ない
筆者は小学校低学年以来パジャマというものを着ていません。
当時から寝る時にボタンがある服というのが苦手で、今でも基本はTシャツとハーフパンツという部屋着のままで寝ています。
パジャマという専用のものではなく、部屋着と兼用しているメリットはこちら。
もちろん、パジャマを着ることで気持ちを切り替える、リラックスする、肌触りの良いものをまとって安眠するというメリットもあります。
ご自身の状況にあわせて選択するのがいいでしょう。
デニムを着ない・履かない
個人的にデニム生地がどうしても苦手です。また、デニムもジーパンも似合わないので、そもそも着る機会がありません。
副次作用として、買い物をする際の選択肢からデニムというアイテム全般が消えるので、商品選択が楽になるというメリットがあります。
犬用給水循環器を使わない
ワンコが飲む水を循環してクリーンな水を維持するという給水器。
長年愛用していましたが、ケーブルを噛まれ故障し取りやめたところ、別段これにこだわる必要がないとわかったので利用するのをやめました。
隠していたコードを噛まれるという暴姫チワワへの配慮ではありますが、普通の陶器製のボウルでも毎日交換してあげれば衛生さはそれほど変わらず。
むしろメンテナンス、掃除、フィルター交換などの手間ひまとコストを考えるとやめた方がメリットを大きく感じます。
コタツは持たない
日本の冬の代名詞ともいえるほどの人気のコタツですが、筆者はまったく使用していません。
理由は大きくふたつあります。
- コタツはシーズン品である
- ペットを飼っている
理由のひとつがシーズン品であるため。
今ではオールシーズン使えるタイプもありますが、それでもシーズンオフにコタツ布団を収納しておくスペースは必要になります。
シーズンでしか使えないもの、シーズンオフに収納してスペースを占有するものは、狭小住宅には不向きでデメリットの方が大きくなります。
もうひとつの理由は、ペットを飼っているため。
筆者宅では長年ペットを飼っていて、常に室温を一定に維持しています。そのためコタツの出番がまったくありません。
コタツがなくても生活にはまったく困らないので、今後も購入することはないでしょう。
コンタクトをやめた
コンタクトの動きやすい、視界の制限がない、見た目がスッキリといったメリットは十分得難いものですが、やめた大きな理由は老眼(?)のため。
ピント調整ができなくなってきたため、コンタクトをしたままだとスマホの画面が見えないという致命的な問題に。
またコンタクトはランニングコストや手間、保管、管理、処方などかかり、実際それらの負担も大きくなっていたというのもメガネに戻す後押しとなりました。
結果、コンタクトをやめてメガネに戻したことで年間にしてかなりの金額と時間が浮くことに。
時短、節約にも大きく貢献しています。
モバイルバッテリーを持たない
スマホが生活インフラに欠かせないツールとなっている現代、バッテリーが切れると何もできなくなってしまうことを恐れて、予備電源として持っていたモバイルバッテリー。
とはいえ、使う機会は年に数回あるかないか。
最近ではモバイルバッテリーがレンタルできるチャージスポットが充実しており、某テーマパーク内でもレンタル可能なので、必要な時に必要な分だけ借りるという考えに切り替えました。
モバイルバッテリーを手放して得られるメリットはこちら。
おかげで今は心身ともに解放されています。
長傘を持たない・傘袋も持たない
長傘を所有しなくなって早数年。今はこちらの折りたたみ傘で十分です。
長傘は持ち運びや保管に不便で、また晴れるとついつい忘れてしまうというデメリットの方が大きいと感じます。
軽量の折りたたみ傘であれば常にバッグに忍ばせていても邪魔にならなく、急な雨でもさっと取り出せて便利です。おかげで天気予報を気にしなくてもよくなりました。
そんな折り畳み傘とセットである傘袋。筆者はその傘袋も今は保有しておりません。
理由は「紛失したから」(苦笑)
失くした当時は代替品を購入しようと悩みましたが、実際傘袋なしの生活をしている中でその必要性がまったく感じられなかったため、そのまま使うことをやめました。
傘生地や加工によりますが、筆者が使っている折りたたみ傘はある程度水気を切っておけばバッグの中で水が溜まることはありません。
実際一年以上利用していますがバッグの中が濡れて困ったことは一度もなく、袋に入れる・ニオイが気になるという面倒な行動を手放すことができて意外とよかったと実感しております。
「怪我の功名」とはこのことをいうのかもしれません。
まとめ
今回は、筆者がやめたこと、手放したモノの中から「アイテム」にフォーカスを当てていくつかご紹介してきました。
冒頭にも述べたように、こちらの目的は面倒なことを極力減らし、時間を有効活用するために、行動や思考をシンプル化すること。
大きな視点でいえば、自分の生活を見直して、不要なものや無駄なものを減らし、自分が本来使いたいことに時間をかけましょう!ということになります。
快適な生活やシンプルライフを送りたいと考える人や、今の生活を見直してみたいという人にとってこれらの情報が、何か新しい発見につながるきっかけになれば幸いです。
少ないアイテムでも、厳選したモノに囲まれているとすごく幸せな気分になれます
シンプリスト・ミニマリストがやめたこと、手放したモノ「習慣・行動編」はこちら
筆者と同じような行動をしている、わたなべぽんさんの書籍はこちら。
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