今回は、AnkerのPD対応充電器Nano II 65Wを購入し、しばらく使用してみた感想、レビューをご紹介いたしましす。
テレワークでパソコンを持って移動することが多くなった方や、荷物を少なくしたい方、デスク周りをスッキリしたい方など、気になる方の参考になれば幸いです。
それでは、さっそくみていきましょう。
Anker Nano II 65Wの仕様・スペック
まずは仕様やサイズ感などをみていきます。基本的な仕様・スペックはこちら。
メーカー | Anker |
名称 | Nano II 65W |
型式 | A2663N11 |
サイズ | W36 x D44 x H42mm |
重さ | 112g |
入力 | 100-240V / 2.1A |
出力 | 5.0V=3.0A 9.0V=3.0A 15.0V=3.0A 20.0V=3.25A(最大65W) |
本体色 | ブラック |
なお、Anker Nano IIには出力が異なるシリーズが展開されていますの、購入する際は自分の用途に合った製品を選ぶようにしましょう。
価格が安いというだけで選択すると、希望する出力の商品と異なる可能性がありますので要注意です。
Anker Nano II 65W
Anker Nano II 45W
Anker Nano II 30W
Anker Nano II 65Wの特徴
Anker Nano II 65Wの特徴
Anker Nano II 65Wの主な特徴はこちら。
- 小型、コンパクトサイズ
- 最大出力65W
- PD(Power Delivery)対応
- USB-Cポート
iPhoneやAndroidなどのスマホはもとより、iPadやAndoroidやKindleなどのタブレット、MacBookやWindowsパソコン、Chromebookまで幅広く対応(機器が65W以下)しているので、充電器はこれ1台でカバーができます。
出力は、PD(Power Dellivery)対応のUSB-Cポートがひとつあるだけのシンプル構造です。そのため65W電力供給の恩恵をフルに享受することができます。
またプラグも折りたたみタイプなので、持ち運びがスッキリします。
Anker Nano II 65Wのサイズ感
Anker Nano II 65Wは、この出力の充電器としてはかなりコンパクトな設計となっています。
正面から見て、幅が33mmで高さは42mmとなっています。実測も同じです。
奥行きは44mm。全体的にごろんとしたサイコロのような形状です。
背面のプラグは折りたたみ式です。持ち運びに便利ですね。
プラグを展開すると本体のほぼ真ん中になりますので、上下どちらのクリアランスも変わりません。
これは折りたたみ式プラグの宿命かもしれませんが、ソケット(コンセント)の位置によっては本体が干渉してしっかり挿させない場合がありますのでご注意ください。
なおプラグは開くとしっかり止まる仕様となっています。
AUKEY Omnia PD充電器と比較してみた
せっかくなので、筆者が自宅で使用しているAUKEY Omnia PA-B3 65WのPD対応充電器と比較してみました。
正面向かって左側がAUKEY Omnia PA-B3 65W、右側がAnker Nano II 65Wです。
幅に関してはOmniaの幅は30mm、Nano Ⅱは36mmなので6mmほどワイドになります。
ですが、比べてみるとやはりAnker Nano II 65Wは一回りコンパクトといえるでしょう。
高さはOmniaが52mm、Nano Ⅱが42mm。奥行きはOmniaが52mm、Nano Ⅱが44mm。
真上から見ると幅の違いはたった6mmですが、結構違いますね。
プラグを出してみるとこんな感じ。
Omniaが上から外側に開くタイプ。Nano Ⅱは反対に下から開くタイプとなっています。
重さを計ってみます。まずはAnker Nano II 65Wから。
公称値は112gですが、実測値は118gで6g重いという結果に。実際手に持った感じはずっしりという感覚です。
AUKEY Omnia PA-B3 65Wはといいますと。
こちらも公称値102gですが実際は106g。
Anker Nano II 65Wの方がAUKEY Omnia PA-B3 65Wより一回りコンパクトですが、12gほど重いため、両方を持ち比べるとよりずっしり重いという印象をうけます。
せっかくなのでAUKEY Omnia PA-B3 65Wもあらためてこちらでレビュー記事を書いてみました。
Anker Nano II 65Wを選んだ理由
購入目的
今回筆者がAnker Nano II 65Wを購入するに至った目的は以下のとおりです。
- 自宅以外でのテレワークが増えた
- オフィスも完全フリーアドレスになった
- 会社パソコンのバッテリの持ちが悪くなった
- 純正のACアダプタが大きい、重い、取り回しが面倒
- スマホやタブレットの充電も兼用したい
つまり、バッグひとつでどこでも仕事ができる身軽な環境構築のためのアイテムとして充電器をひとつにしたかった、というのが大きな理由です。
そのためには対応出力はもちろん、大きさと重さがかなり重要な項目で、これに安心できるメーカー製ということで今回Anker Nano II 65Wを購入するに至っています。
購入条件
筆者が、今回持ち運びしやすいPD充電器に求めた項目は以下のとおり。
- コンパクトなサイズ、できれば世界最小
- 重さは150g以下
- PD(Power Dellivery)対応
- 65W以上
- ポートはUSB-C
他の製品では、モバイルバッテリー機能までも盛り込んだ、同じAnkerのPowerCore III Fusion 5000やPowerCore Fusion 10000も候補にしていたのですが、残念ながら65W対応ではなかったので諦めました。
Anker PowerCore III Fusion 5000
Anker PowerCore Fusion 10000
Anker Nano II 65Wを実際に使ってみた使用感・レビュー
筆者が実際にしばらく使用してみた感じたことをメリット・デメリット形式でレビューしてみます。
メリット
メリットは全部で5点。
コンパクトなサイズは、ガジェット用のポーチに軽く入ってしまうので持ち運びに便利です。しかもプラグは折りたためるので、どこかに引っかかったり、傷をつける心配もありません。
65WのPD対応は、もとより会社支給のパソコンの充電が目的なのでマスト。その恩恵のおこぼれとして、iPhoneやiPad、ルータなどの充電も高速でできる点は本当にありがたいです。
スマホのバッテリがあとわずかといった場面でも、コンセントがあれば急速充電である程度回復するので、以前よりモバイルバッテリーの出番が減りました。
またポートがUSB-Cなので、USBケーブルの上下問題からも解放されて、また見た目にスッキリするのでシンプリストとしてはうれしいです。
デメリット
デメリットは4点。
AUKEY Omniaとの比較でも書きましたが、見た目の大きさに比べて持った際の重量感は、かなり重く感じます。荷物は軽い・少ないに越したことはないので、難点といえば難点です。
大きさは体積でいえば世界最小レベルといって過言ではないですが、キューブタイプはポーチなどでは存在感が大きく感じます。
筆者が持っている薄型のマウス「M350」より厚さ(高さ)があります。
また小型・高出力ゆえに本体が熱くなりがちです。サーモ機器を持っていないので正確な数値は分かりませんが、バッテリがほとんど空に近いパソコンを充電しているときは、手で触れる体感的には結構熱いと感じます。
ただ、普段使いではそれほど熱くならないので、大きな問題とは考えていません。
USB-Cポートがひとつというのは購入時から理解していることですが、当たり前の話シングルポートのみなので充電は1台しかできず、2台同時に充電したい場合はどちらか優先順位をつける必要があります。
筆者はシングルで十分運用できると考えて購入していますが、その点自分の環境やシチュエーションを考慮して購入しないと後悔するかもしれません。
まとめ
パソコンからスマホまで、1台の充電器で済ませたいと考えていた筆者にとってはとても便利なアイテムです。またコンパクトなので、バッグにそのまま放り込んで移動することも簡単です。
個人的には、見た目に比べて重いことと、キューブ状なのでどの向きでバッグなどに収納しても膨らんでしまうという点がマイナスポイントですが、おおむね満足している製品です。
フリーアドレスのオフィスやカフェなどで利用する分には、コンパクトで取り回しや見た目にもスッキリするので、もしこれから高出力のPD充電器を購入をお考えの方がいれば、選択肢のひとつとしておすすめします。
ルルルのひとこと:安い商品は数ありますが、安定のAnker製品はおすすめです
今回ご紹介したAnker Nano II 65Wはこちら。
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