今回は、男性シンプリスト・ミニマリストが普段どれだけの下着の枚数で過ごしているのか? こちらにスポットを当ててお伝えしていきます。
ニッチな記事となっていますが、下着について明確に記事に書いている人が少ないので、参考資料として読んでいただければ幸いです。
なお、下着だけじゃなく、シンプリスト・ミニマリストが持っている服全体の所有数が気になる方はこちらをご覧ください。
ちなみにここでいう下着とはパンツのことになりますのでご了承願います。
それでは、さっそくみていきましょう。
下着の枚数に疑問を持ちはじめた
ある日、ワードローブを眺めていてふと疑問符が浮かびました。
下着がたくさんあっても、結局のところ履くものって決まっているよね?
当時の状況はこんな感じです。
- 1日1枚着用
- デザインや色、メーカーが異なる下着を10枚程度所有
- メインで履いていたのは数枚程度
- 洗濯は毎日実施
枚数的にはそこそこ所有しているものの着用する頻度はバラバラ。そのため消耗度合いも連動してバラバラになりがちです。
また、あまり好みじゃないという下着は気分的にもテンションが上がりません。せっかく購入したのだから履かないと損という考えが一瞬頭をよぎるのも、精神的負担になっていました。
お気に入り下着の分析
そんなモヤモヤを解消すべくおこなったのが自己分析です。
直感的好みの分析
- どんなデザインが好きか?
- どういう素材のものが一番履き心地がいいのか?
- いつも選ぶ色は何色か?
下着は肌に直接身につけるもの。肌触りや素材感、デザインなど他人に見せるというよりは自身の好みが色濃く出る傾向にあります。
自分の好みに合わなければ着用する機会も減り、結果タンスの肥やしとなる可能性が高くなります。
そうならないためにも自分の好みをあらためて把握しておくことは大切です。
経済的分析
次にお気に入りを長く使用するにあたっての商品価値・市場の動向を分析してみます。
- 機能性などの付加価値は?
- コストパフォーマンスは?
- 入手難易度は?
どんなにお気に入りの下着でも、コスパが悪く入手困難であれば、継続・維持するのは困難です。
下着は消耗品なので他の衣類より購入頻度は高めです。同等品もしくは代替品がなければ、その都度新たな選択とフィッティングをしなければなりません。
直感的な好みと経済的な状況がマッチングした商品を選択するのが最適解といえるでしょう。
下着の枚数の精査と検証
当時の下着の枚数は最初にも記載したとおり10枚程度。
1週間1日1枚着用で7枚、予備で3枚というのがなんとなく所有していたときのイメージです。
この10枚という数字は、おそらく多くの方が同じような感覚で所有しているパターンかもしれません。
そこから検証として段階的に枚数を減らしていくことにします。
10枚から7枚
まずは予備をなくして1週間分の7枚に絞ります。
検証の結果、基本的には毎日洗濯をするので7枚でも多いかも? と考え次のステージに。
7枚から4枚
さらに少ない枚数でも問題なさそうということで4枚で回してみることに。
3枚をメインに予備を1枚というイメージです。
ここまで来ると当初の所有数の半分以下、クローゼットのスペースが解放されたのを見るとついついうれしくなります。
シンプリストが決めた下着の枚数は?
シンプリスト・ミニマリストの筆者が試行錯誤の結果、最終的に落ち着いた下着の枚数はこちら。
2枚
理由は簡単。1日1枚、洗い替えで1枚。毎日履き替え、そのまますぐに洗濯するのでこれで十分です。
もちろん、ご家庭の事情や洗濯頻度などライフスタイルは人によって異なります。無理せずにご自身のスタイルにあわせて運用するのがベターです。
下着をミニマルにするメリット・デメリット
メリット
下着をミニマルにする大きなメリットは、日々下着をどれにしようかと悩む数秒の選択が不要になり、思考をシンプル化することができる点でしょう。
筆者の場合、色も統一しているのでまったく悩む必要がありません。
当然ながら所有数が減れば、クローゼット等収納スペースも最小で済みます。
また、毎日満遍なくローテーションしているため劣化するタイミングもほぼ同時、買い換えるタイミングにも頭を悩ます必要はなくなります。
もちろん入れ替え時期は通常より早くなりますが、シーズンごとに新しい下着が履けると考えると、むしろ気分も清々しくなります。
さらに毎日洗濯するため、数日放置して洗濯する場合に比べ、常に清潔な状態を維持することができます。
もちろん、お気に入りの下着を毎日履けるという幸福感もあります。
余計な思考が不要となるので思考のシンプル化にも繋がり、結果脳の負担を軽減することができます。
デメリット
一方、デメリットは、予期せぬトラブルやイレギュラーが発生した時に、履くものが無くなるということでしょうか。
体調を崩した時や汗を大量にかいて汚してしまった場合、また洗濯する時間がなかった場合などは、着替えの下着がなくなるので試練となります。
ごくたまに、洗濯タイミングの問題で下着が無いこともありますが、その場合はノーパンで過ごすという貴重な体験をすることができると考え、前向きに捉えて過ごしています。
まとめ
筆者が下着の数をミニマルにした結果をまとめると、このようになります。
【メリット】
【デメリット】
もちろん人によって必要な枚数や考え方、嗜好、環境が異なります。
万人向けのオススメ方法ではないですが、この記事をひとつの参考事例として読んで、自分なりの最適解を見つけるきっかけになれば幸いです。
余談
ちなみに筆者が愛用している下着はユニクロの「エアリズムウルトラシームレスボクサーブリーフ(前閉じ)」、色はネイビー一択です。
履き心地もさることながら、タグなし、ウエストゴムなし、縫い目なしと、身体に対しての締め付けがないという点でストレスからも解放され気分が高まります。
いつでも手に入る上、コスパも高いのでしばらくこちらが愛用の下着となります。
男性の下着の話でここまで書くのもめずらしいですよね
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