今回は、やることリストのお話ではなくやらないことリストということで、あえて【やらないこと】にフォーカスを当てたお話です。
普段からよくやることリストを考える人もそうでない人も、一旦頭をリセットしてやらないことリストを一緒に考えてみませんか?
それでは、どんな感じなのかみていきましょう!
やらないことリストとは?
実は先日、エリサ(@erisalife)さんのブログで「やらないことリスト」という記事を読んで、とても感銘を受けました。
素敵なエリサさん(@erisalife)のブログはこちら。
やらないことリストとは、あえてそれをやらないと決めることで、行動や思考を軽減もしくはスルーし、限られた時間や精神的ストレスから解放するツールのひとつになります。
筆者が実践しているシンプル思考も、裏を返せばいかにやらないように仕組み化できるか、ということなので、原理は同じかもしれません。
実際にシンプリストである筆者が実践している、または挑戦しているやらないことを下記にリストにしてみました。気になる(?)内容をさっそくみていきましょう。
ながら作業をしない
筆者は昔からながら作業が苦手です。テレビを見ながら、ラジオを聴きながら、音楽をかけながらという行為が一切ダメ。
食事ですらテレビやスマホを見ながら食べると、食べた気がしないのでやらなくなりました。
二つ以上の作業や動作を同時におこなうマルチタスクの方が一見効率がいいようにみえますが、本当の意味でマルチタスクができる人は全体の約2%。
筆者の脳は同時に処理できるタイプではないので、ひとつひとつの作業に集中するようにしています。その方が集中できますし、結果的に処理も早くなります。
マルチタスクについてはこちらにも書いています。
全集中したいなら、やっぱりこれがバイブルになるかも?!
1日3食は食べない
オートファジーのファスティング・断食をはじめてから1日2食の生活になりました。
1日3食を食べなければならないという固定概念がなくなり、体調や体重も適正に管理できるようになったので、自分にはこちらの生活スタイルが合っているようです。
オートファジーやファスティング・断食については「【オートファジー】の意味と16時間断食・ファスティングのやり方」など数本記事にしています。機会があれば解説やレポートなど読んでみてください。
テレビをつけない
筆者は昔からアニメや海外ドラマなどを観るのが好きです。ですのでテレビが嫌いというわけではありません。
ただテレビの場合、能動的というよりは受動的に情報のシャワーを浴びることになるため、情報が雑音化している感覚を受けます。
とくに考えごとをする場合などは、視覚も聴覚をクリアにしたいのでまわりの雑多な情報はすべてカットするという意味でも、基本的に自宅にひとりでいる時はテレビをつけません。
でも、家で仕事するならモバイルモニターは欲しいかも?!
流行りを気にしない
流行やトレンド、新商品という言葉につい心惹かれますが、よくよく考えるとその場限りの事象に過ぎません。
時代の流れは早いですし、最近はその流れも複雑です。また、まわりの情報や雰囲気に踊らされてしまっては疲れるだけです。
一時を追わずに自分らしくいられるように、自分が見て聞いて体感して、本当にいいと思うモノやコトに、時間やお金を注ぎ込みたいものです。
なので、筆者は流行を気にせずに、自分がいいと感じるシンプルでミニマルな生活を送るようにしています。
そんなシンプリストの極み【死ぬまでにしたい100のこと】バケットリストはこちら。
悩んだら買わない
筆者は買物が好きです。
ただ、その好奇心から欲しいと思った商品を購入し続けると、お金もかかりますし、何より家の中がごちゃごちゃしてしまいます。
そのため欲しいモノがある時は、本当に必要かどうか、必要なシチュエーションはどんな場面か、などをイメージし、悩むようであれば基本的に「買わない」と決めています。
悩んでいるということは、どうしても欲しいモノではなく、それを手に入れる自己満足の理由を探しているのかもしれません。
まずは買わずに脳内シミュレーションで楽しむようにしています。
実際に今現在、iPad mini 6についてはかなり悩んでいるのでやっぱり購入には至りません。
消耗品を考えない
普段の生活に必要な消耗品は、欲しいモノとは異なり、また消費スピードも商品によって違うため、どうしても管理が疎かになりやすい部類です。
筆者も昔は新商品が出るたびにいろいろと試してみては、次にまた違う商品を購入するということを繰り返していました。
そうなるとストック品がバラバラだったり、消費期限が過ぎていたり、気がつくと在庫があるのに同じものを購入してみたり、と、管理が大変!
そんな反省から、今ではストック品は商品を固定化してネットの定期便に登録。月に一度、配送前に家の在庫を確認し、配送時期を調整しています。
ワンコのトイレシーツもAmazon定期便でまとめて購入しています。こちらの方が割引率がいいのでコスパも高いです。
モノを増やさない
家の中や自分の持ち物などいろいろモノが増えると、管理が大変になり、また視覚からくる情報に知らない内に翻弄されてしまいます。
そのため、まずは「モノを捨てる活動」いわゆる捨て活から身の回りを片付け、今ではだいぶ自己所有物が減りました。
モノが少ないと悩んだり考えたりすることも減るので、気持ちや時間に余裕が生まれ、精神的にも本当に楽になれます。
筆者のミニマルライフはこんな感じです。【シンプリスト】ミニマルなワードローブ 2021年夏編
残業はしない
以前はいわゆる「社畜」と呼ばれるほど時間無制限で仕事に追われ、休みはほぼなく、残業時間も今ではここに書けないような数字になっていました。
それが仕事で海外勤務することになり、良くも悪くもそれまでの概念が破壊されました。
海外では残業するということは仕事ができない証拠と見られがちなので、今はむしろ残業しないように勤務時間内に終わらせるよう、効率化を常に考えて仕事するようにしています。
そうはいっても仕事が押せ押せで間に合わないこともあります。
今はこれが一番クリアできていないので、まだまだ改善の余地ありです。
面倒なことは溜めない
仕事でもプライベートでも面倒なことはたくさんあります。こういう類のものはあとになればなるほどリカバリーに時間と労力がかかります。
例えば食器を洗う、洗濯をする、予約を入れる、買い物に行くなど。ひとつひとつはなんでもないことでも、時間や数が増えればなにかと大変です。
これが仕事なら、数字だ納期だと大変で、さらに自分以外の人も関わってくるのでその破壊力は計り知れません。
面倒なことを小さいうちに早めに処理する一番楽な方法は、即断即決即行動です。
そのために、ある程度のことは最初からルーティン化しておくと面倒だと感じなくなり、気分的にもかなり楽になれます。
ルーティンについては、習慣化とサイクルと思考のシンプル化を参考にしてみてください。
無理はしない
頑張ればなんとかなる!というのは時と場合によります。
どうしても無理な時は、思いきって一旦離れる、あきらめることも大切です。
そこで無理をしても、望ましい結果にならないことが往々にしてあります。ましてや自身の身体的、精神的を削るに見合う価値が見込めないのなら、さっさと手を離すことも必要でしょう。
筆者の場合、自分ができると考える限界値の8割程度でリミットをかけるようにし、無理だと思ったら、一旦離れてブレイクタイムや睡眠時間を作るようにしています。
どうしても気分がのらない時は、北海道銘菓で脳内にエネルギーを補給したいものです。
まとめ
やらないこととは、面倒なことや不要な情報などを手放し、また効率化することで自分時間や心の余裕を作り出す方法のひとつです。
あらかじめやらないことをリスト化して決めておけば、不意に訪れる問題に遭遇した場合でも「あ、そういえばこれはやらなくていいんだ」と気がついて、無理なことをしなくて済みます。
やらないことリストは決してネガティブなものではなく、むしろポジティブに生活を助けることにつながります。
漠然と不安や気分が上がらないという方は、まずはひとつふたつ程度でもいいのでやらないことを考えてみてはいかがでしょうか。
この記事がなにかの参考になれば幸いです。
ルルルのひとこと:あえてやらないことを決めておくと、生活が楽になります!
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